2014-03-31

広島原爆資料館にて


先日、岡山ー広島へ出かけた折、久しぶりに原爆資料館へ。

『海をわたったヒロシマの人形』の絵本づくりで

たいへんお世話になった資料館の職員の方としばし雑談。

その後、1階の休憩ルーム(売店)へ。

(よくここで、宇根さんと話をしたよなあ……)

*宇根さんは、長年原爆献水をされてきたおばあちゃん。2012年に没。

と思いながら、窓の外の被爆アオギリの木に目を移しつつ…

「あ、絵本っ!?」

なんと、棚の上にその絵本が。

うれしいひと時でした。

あの本は、わたしが書いたけれど、〈宇根さん自身の本〉だと

感じています。宇根さんと長い期間かけて話し、聞いた体験談が

わたしの体を通って、文字(ことば)になって出てきたもの。

資料館にいらした方々、お子さんたちが、休憩ルームで

ホッと一息ついたとき、ページをめくってくれたら、

宇根さんもどれだけよろこぶことか。

なんだか、あの休憩ルームのどこかに宇根さんが座っていて、

ニコニコ笑ってこちらを見ているような気さえしました。

 

ヒロシマを今につながる問題として、伝える題材、まだまだ

あるような気がします。東北に通いながら、そのあたりを

じっくり見て、考えていきたいと思っているこのごろです。

 

p.s.

原爆資料館は、3/18から〈全面刷新にむけた4年がかりの大改修〉

工事に着工。規模は縮小するものの、資料館は工事は期間中も

開館しています。広島を訪れる際には、ぜひ資料館へも!