2017-12-12

ヒロシマ- 希望

今年7月、原爆ドームの前で。『ヒロシマのいのち』

日々思っていることを、やっぱり自分も少しは発信しないと、

と思い、久々に。

夕べのニュースと今朝の新聞で、ノーベル平和賞授講演の様子を見、読んだ。

被爆者のサーロ節子さんの生のスピーチ、心からの訴えは、

とても力強く、胸にささった。

「決してあきらめるな!」「光にむかって、はって行け」

 

この夏に出版した『ヒロシマのいのち』で紹介させていただいた、ヒロシマの被爆者・岩田守雄さん、岡ヨシエさん、宇根利枝さん、児玉良雄さん、好井敏彦さんたちのことばと、すべてがつながる。

わたしは、このみなさんからのことばをまとめるうちに、「原爆のおそろしさにふるえる自分」から、「あの惨状を生き残ってくれたこと・わたしたちに平和のだいじさを教えてくれるその存在こそ希望なんだ」と思える自分に変わっていくのがわかった。

それくらい、生のことば、その存在は、力がある。

まだまだ、紹介したいヒロシマがある。

わたしは「本」で、それを伝えていきたい。やわらかい心を持つ子どもたちに。

ね、岩田さん、岡さん、宇根さん、児玉さん、好井さん、そして取材を全面協力してくれた平和資料館の佐藤さん。

また、ヒロシマへ行きます。ナガサキへも。