里芋ちゃん、ありがとう
去年、畑の里芋はさんざんでした。猛暑に加え、大きな芋虫がバリバリ葉っぱを食べてしまい、秋にはしょぼくれた茎が残るばかり。芋はできていないと思い込み、そのまま放ったらかしに。
ところが連休前、そこをミニトラクターで耕そうとしたら、大きな里芋がゴロゴロ。えっ、実は大収穫だった!? 昨春、籾殻をたっぷりまいて耕しておいたせいか、土もフカフカ、お布団状態で里芋を冬の霜から守ったみたいです。その里芋を種芋にして、4/27に植えました。28日にはショウガも。自家製堆肥もしっかり鋤き込んで、今年は根もの野菜、気合い入れて育てます!
新しい絵本が6月に
昨年の今ごろ、わたしはアメリカのテキサス州ダラス近郊にいました。ヒロシマとアメリカを舞台にした絵本の取材のために。小さな人形が二つの国を結ぶお話です。
ナンシー・ミーダーズさん(赤いジャケットの女性)とそのご家族にお目にかかり、ヒロシマや原爆のこと、互いの国や文化について語り合ったり、いっしょにご飯を食べたり、ドライブしたり.....充実した時間をすごしました。取材というより、互いを理解しようと気持ちが寄り添うような、あたたかな時間でした。
その絵本が、ようやく6月半ば過ぎに出版されます。一足先に見せていただいた挿絵も、ため息が出るようなすてきな絵。...詳細は、改めて後ほどご紹介しますね。左下が、その人形です。
手づくりイチゴジャム
その吉見のイチゴで、仕事の合間にジャムづくり。丸一日、家の中がイチゴの香りでムンムン。しかしほんの一瞬、仕事に熱中した数分の間に妙な匂いが.......アアッッ、焦げた....!? 一度に二つのことはできないわたしでした。でも、スモーキーなジャムもなかなかです。
かがやくイチゴ @ 吉見町
3〜4月、仕事でお隣の吉見町(埼玉県比企郡)へ度々出かけていました。
ここは知る人ぞ知る「いちごの町」。年末〜翌年5月連休にかけて、メイン街道沿いの所々にイチゴハウス?(農家のお母さんお父さんが売る直売所)が開店します。車を降りて店先に入って行くと....朝摘みイチゴの甘い香りがプ〜ン。
特別ふっくら、おいしいイチゴをおつくりの、あるお店で大粒を2パック、ジャム用に小粒を4パック購入。車の中も、甘い香りでむせ返るほど。イチゴは栽培・収穫に手間のかかる農作物。それを思えばこのお味で1パック500円とはお買い得。おばちゃん、また行きますねー! (写真は小粒イチゴ)
岡本太郎展 @ 東京国立近代美術館
昨日は所用で表参道へ出かける途中で竹橋へ。気になっていた「生誕100年 岡本太郎展」。節電の影響で午後4時閉館とのこと。2時過ぎに着いたので慌てましたが、1時間半でも十分堪能できました。
岡本さんというと、やっぱり「芸術は爆発だ」のCMや万博の「太陽の塔」が強烈な印象に残っていますが、戦前のパリ時代や戦後(中国から復員後)間もないころの作品(油彩)はまただいぶ趣が違い、時代の闇の中で必死に何かを探し、抵抗しているような、強烈な緊張感が感じられました。後半の絵でハッとしたのは、第五福竜丸事件に触発されて描いた「燃える人」や、原爆がモチーフになった「明日の神話」など。絵の大きさを見ただけでも、頭をガーンと一発なぐられたような衝撃。今回の展示のkey wordsは「対決」「ノー(No)」。安易に迎合せず、自分を貫く.....物づくりの原点、「お前はどうなんだ!?」と、あの大きな目玉でにらまれたような気がしました。
写真の左下は、今回の図録の表紙。お気に入りです。
小学生Rちゃんのパンプキンパイ
そのHさんのいちばん下のお嬢さん・Rちゃんは、お料理大好き。たしかまだ小4くらい?なのに、この間はレアチーズケーキを、そして今回はこのパンプキンパイをつくって、ごちそうしてくれました。They were very good!
わたしも中学生ごろにお菓子づくりに目覚めて、一時は毎週末大量に作っては部活の仲間に持って行っていましたが、しょせんボール・ドーナッツ程度。Rちゃん、すごい! 今度サシちゃんの育てた野菜で何かつくってねー! 子どもの興味を引き出し、さりげなく見守りつつさせてあげるお母さん・お父さんも、えらいです。