滝に打たれる宇根さんを見て
これは2007年8月6日早朝、広島市内己斐の滝での一枚(午前4時半)。
原爆慰霊碑に献水を50年以上つづける宇根さんに同行させていただいたときのものです。当時宇根さんは89歳。滝の勢いで小さな体がグラグラするのを必死でふんばり、身を清め、祈りる姿に、わたしはただただ涙が出ました。やがて宇根さんは清水を汲み終えると、記念式典が催される平和公園へ向かいました。
あの瞬間、わたしは絵本を書く決心をしました。 こうしてできたのが、『ヒロシマのいのちの水』です。
宇根さんを市内で見かけた人が、「絵本のおばあちゃん!」と、声をかけてくださることもあるそう。そんな話をしてくれるときの宇根さんのにっこりした表情、ほんとうにかわいらしい。宇根さんに会う度、元気をもらっています。
原爆慰霊碑に献水を50年以上つづける宇根さんに同行させていただいたときのものです。当時宇根さんは89歳。滝の勢いで小さな体がグラグラするのを必死でふんばり、身を清め、祈りる姿に、わたしはただただ涙が出ました。やがて宇根さんは清水を汲み終えると、記念式典が催される平和公園へ向かいました。
あの瞬間、わたしは絵本を書く決心をしました。 こうしてできたのが、『ヒロシマのいのちの水』です。
宇根さんを市内で見かけた人が、「絵本のおばあちゃん!」と、声をかけてくださることもあるそう。そんな話をしてくれるときの宇根さんのにっこりした表情、ほんとうにかわいらしい。宇根さんに会う度、元気をもらっています。