2011-01-31

1/28 すばらしい国連ガイドツアー


ガイドツアー所要時間は約45分の予定が、気がつけば1時間超え(同じツアーに参加したジャマイカ音楽musician・学さんがたくさん質問をしてくれ、とても勉強に)。
写真右の箱は、様々な理由で教育が受けられない地域の子どもたちに送られる国連の学校グッズ。この箱1セットで、2人の先生と80人の子どもたちが使えるグッズがびっしり入っているそう。ガイドの高沢さんが持っているのは、黒板がつくれるペンキとハケ。壁でも板でもあれば、このペンキを塗って即座に黒板が完成。この1箱でコストは約200ドル。「えっ、その値段で80人からの子どもが教育を受けられる準備ができるの!!?」これは翻せば、それくらい貧しかったり情勢が不安定だったりして、教育を受けるチャンスがない国や地域があるということ。「昨日買った長靴×6足分の値段で、この箱が一つ準備できるんだ...」神妙な気持ちになりました。
国連本部のガイドツアーは、多少のお金はかかっても(16ドル)ぜったいにお薦め。子どもの本を書く上で、もっと知っておくべきことがたくさんあることに気づかされたひと時でした。ガイドの高沢さんの説明も、明快かつユーモアありで、すばらしかった!
*昨年被爆ピアノがN.Y.でコンサートをしたことも、高沢さんはご存知でした。わたしが今夏、ヒロシマとアメリカを結ぶ絵本を出版予定していることもお話し、今後も情報交換できることを願いつつ国連本部を後に。