わたしたちにできること 東日本大震災について
阪神淡路大震災でボランティアをした経験や、その後多少なりとも防災関係の仕事をしてきた一人として、参考になればと思い、気がついたことを少しずつ掲載していきたいと思います。共に考えていけたら幸いです。
●被災地への救助/救援について●
○被災地・現地はまだ混乱しています。駆けつけたい気持ちは誰もが同じですが、個人でボランティアに入ることは、時に被災地の方々の救助救援に障害になる場合があります。(現地でボランティアの水や食事、宿泊所、トイレなどまかなう状況はありません。それらを現地で入手・もとめようとすることじたいが、被災地の方々の避難生活を妨げることになります。また、現地に入って怪我などすると、さらに迷惑をかけることに。もしボランティアに入るならば細心の注意をし、かならずボランティア保険に加入していくようにしてください)
○車で現地へ入ることは、緊急・救急車両や救援物資の車両の妨げになることがあります。(多くの方が車で現地へ入ろうとすると混雑・渋滞が生じ、最優先すべき車両が入れなくなる可能性が。できるだけ避けるよう、また慎重に)
○救援物資を送りたい方もおられると思いますが、その際は地域の自治体や社会福祉協議会などに問い合わせ、救援物資の受付けをしているかどうかを確認してください。もし自治体等で受付けていれば、まとまった量の物資を効率的に輸送できるからです。また救援や支援活動を行っている団体などを調べ、そちらに物資を送るという方法もあります。被災地の送り先をどこへすればよいのか等の問題もあるので、個人で送ることはしばらく控えた方がよいと思われます。
○家にあるものをまとめていろいろ送る....のは、現地で箱の中身等を確認するのにもたいへんな手間がかかります。被災された方々がいちばん必要としているものを手元へスムーズに届けるためにも、物資の送付については、情報をよく調べた上で行ってください。
《3/15現在、指田が在中の自治体に問い合わせたところ、「緊急車両等が最優先に入るためにも、現段階で自治体で物資輸送等の準備はしていない。埼玉県の見解も同じ。ただ救援物資の受付・搬送のことも含め、できることを総合的に検討しているので、決定などがあったらお知らせする」とのこと》.....問い合わせも多数あると思うので、自治体のHPでぜひこのような情報を随時更新してほしい旨を伝えました。早い対応を願うばかりです。
* * * * *
大きな被害のなかった地域に住む者としてできること、現段階では義援金を送る、節電を心がける、また救援物資として送れそうなものを家で確認・整理しておくこと(その時がくればすぐに送れるように)なども大事です。
復旧復興は長い道のりになると思われます。時間がたつと、現地では物資だけでなく心のケアも必要になってきます。今すぐに形として見える援助等ができなくても、まだまだこれからわたしたちにできること、やるべきことはたくさん出てくる・見つかるはずです。情報に耳を澄ませ、「わたしたちみんなが、被災された方々のことを思っている」という気持ちを常に心に留めておきたい、ぜひそうしてほしいと願います。
災害は、いつどこで起こるかわかりません。起こったときに最悪の事態にならないよう、避難場所の確認、連絡をどうとるかなども、家族でしっかりと確認しておく....私も改めて自分に言い聞かせています。
●被災地への救助/救援について●
○被災地・現地はまだ混乱しています。駆けつけたい気持ちは誰もが同じですが、個人でボランティアに入ることは、時に被災地の方々の救助救援に障害になる場合があります。(現地でボランティアの水や食事、宿泊所、トイレなどまかなう状況はありません。それらを現地で入手・もとめようとすることじたいが、被災地の方々の避難生活を妨げることになります。また、現地に入って怪我などすると、さらに迷惑をかけることに。もしボランティアに入るならば細心の注意をし、かならずボランティア保険に加入していくようにしてください)
○車で現地へ入ることは、緊急・救急車両や救援物資の車両の妨げになることがあります。(多くの方が車で現地へ入ろうとすると混雑・渋滞が生じ、最優先すべき車両が入れなくなる可能性が。できるだけ避けるよう、また慎重に)
○救援物資を送りたい方もおられると思いますが、その際は地域の自治体や社会福祉協議会などに問い合わせ、救援物資の受付けをしているかどうかを確認してください。もし自治体等で受付けていれば、まとまった量の物資を効率的に輸送できるからです。また救援や支援活動を行っている団体などを調べ、そちらに物資を送るという方法もあります。被災地の送り先をどこへすればよいのか等の問題もあるので、個人で送ることはしばらく控えた方がよいと思われます。
○家にあるものをまとめていろいろ送る....のは、現地で箱の中身等を確認するのにもたいへんな手間がかかります。被災された方々がいちばん必要としているものを手元へスムーズに届けるためにも、物資の送付については、情報をよく調べた上で行ってください。
《3/15現在、指田が在中の自治体に問い合わせたところ、「緊急車両等が最優先に入るためにも、現段階で自治体で物資輸送等の準備はしていない。埼玉県の見解も同じ。ただ救援物資の受付・搬送のことも含め、できることを総合的に検討しているので、決定などがあったらお知らせする」とのこと》.....問い合わせも多数あると思うので、自治体のHPでぜひこのような情報を随時更新してほしい旨を伝えました。早い対応を願うばかりです。
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大きな被害のなかった地域に住む者としてできること、現段階では義援金を送る、節電を心がける、また救援物資として送れそうなものを家で確認・整理しておくこと(その時がくればすぐに送れるように)なども大事です。
復旧復興は長い道のりになると思われます。時間がたつと、現地では物資だけでなく心のケアも必要になってきます。今すぐに形として見える援助等ができなくても、まだまだこれからわたしたちにできること、やるべきことはたくさん出てくる・見つかるはずです。情報に耳を澄ませ、「わたしたちみんなが、被災された方々のことを思っている」という気持ちを常に心に留めておきたい、ぜひそうしてほしいと願います。
災害は、いつどこで起こるかわかりません。起こったときに最悪の事態にならないよう、避難場所の確認、連絡をどうとるかなども、家族でしっかりと確認しておく....私も改めて自分に言い聞かせています。