両石町の堤防 @ 釜石市
もう少し、地震と津波のことを。
両石町は、釜石市街と鵜住居地区の間にある集落。津波は想像を超える力で堤防を超え、引き、破壊していきました。堤防の先の、海に切り立った山(木々)を見ると、あるところまで緑色、その下が茶色になっています。これは、その高さまで津波が押し寄せたということ(なぎ倒されたり、海水に浸かって枯れた)。この堤防の内側にも、やはりたくさんの家がありました...。
今、海は青くおだやかで、高台からはるか沖を眺めている分には、津波のことなど容易に想像できないくらいです。でも足元には現実の風景。神戸のときと同様、この目で見、感じた以上....小学校の子ども達との交流や本を通じての関わりなど、自分の立場でできることを少しずつでもやっていきたいと考えています。