絵本・人形
この赤い手縫い風の着物を着た人形が、2009年6月~約1年にわたり、新着資料展として、広島平和記念資料館に展示されていた人形です。両手にすっぽり入ってしまうほどの大きさ。わたしには、小さな女の子のもの(おままごと遊びなどにつかう着せ替え人形)のように思えました。
左下は、この人形を60年以上にわたって大切に持っていたテキサス在住の女性(ナンシーさん)が、人形を保管していた箱。昨年4月に取材に出かけた折、彼女から託されたものです。
60年以上にわたるヒロシマとアメリカに関わるストリーを、絵本(30pagesほど)でまとめるにはどうしたらよいか......書いては悩み、悩んでは書き直しの日々でしたが、編集のHamaさんの適切なアドバイス、取材でお世話になった資料館、テキサスのご家族やたくさんの子どもたちの笑顔に気持ちを奮い立たせ、なんとか完成にこぎつけました。 I wanna fly to Texas...... 今目の前のいくつかのことが片付いたら、かならず行こうと思っています。