改札にトラが…!? @釜石駅


これまでの釜石行きは〈被災地に入る〉という意識が強く、ガレキの街や壊れた堤防などにしか目がいっていなかったことに、今更ながら気がつきました。
今回、釜石駅の改札を出て、ふと後ろを振り返ったら、「.....トラ!?」 そう、これが釜石の郷土芸能「虎舞」の虎なんです。
「虎は一日にして千里行って、千里帰る」ということわざから、海に出る漁師の無事の帰りを念じて(思いを託して)踊られるようになったという虎舞。わたしには、津波被害に遭われた方々の思いと、この虎舞の由来が重なって、せつない気持ちになりました。
みんなの心の虎舞。舞が舞われる秋の釜石まつり、今年の開催はまだわかりませんが...もし行われるときには、ぜひ見に行きたいと思っています。(2011.7月)