ヒロシマを思う
今日は、わたしにとって特別な日。6年前の小さな出会いが少しずつ広がり、ヒロシマに生きる人たちと、濃く深くおつき合いするようになりました。気がつけば、ヒロシマを題材にした絵本が3冊も...。
今年は、家の事情でどうしても行くことができませんでしたが、記念式典が終わった時刻、この写真の宇根利枝さんや、お世話になっている方々と、電話で話をしました。
以下は、明日、その知人たちがヒロシマで開く小さなコンサートに、わたしが寄せたことばの一説です。今の気持ちです。(8/7:想いを伝えるコンサート)
......今から66年前に原爆が落とされたヒロシマ。75年は草木も生えないと言われたヒロシマやナガサキが、人々の汗と涙と、生きようとする力でこれだけ復興したように、東北もきっと再生すると、わたしは信じたい...。
今、わたしたちは何を選び、どう生きるかを問われています。その答えを導きだすヒントは、もしかしたらこのヒロシマにあるように、思います。いのちの重さを、だれよりも、どこよりも知っているヒロシマ。みなさんの思いを、どうぞご家族に、友人に、そして社会に伝えていってください。わたしも、共に歩みます。 さあ、みんなで生きっぺ、がんばっぺ! 2011.8.6 指田 和