2011-11-08

津波防災シンポジウムへ 11/5


11/5、都内で開かれた「津波防災シンポジウム」に参加してきました。p.m.1:30開場、2:30開会、入場無料(先着400名)とあったので、時節がら、ものすごい人で入れないと困る! と思い、11時すぎに会場へ……。
スタッフとおぼしき人に、「混んで入れないといけないので、整理券とかないですか!?」と聞くと、「??」という反応。
その表情を見て、ハタと我にかえりました。そりゃそうだ、アイドルのコンサートじゃないし、そんなに早く来たって……!(苦笑) ということで、喫茶店で時間をつぶし、定刻に会場に行きました。(余裕で入れました……)
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さて、今年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」。15条で、広く津波対策についての理解と関心を深めるため、〈11月5日を津波防災の日と定め、国及び地方公共団体は、その趣旨にふさわしい行事を実施すること〉……とうたわれています。これは「稲むらの火」のストーリーでも知られる、1854(安政元)年11月5日に発生した安政南海地震・津波から村人(和歌山県広川村)を守った浜口梧陵のエピソードから、この日を決めたとのこと。とてもだいじなことだと思います。ほんとうはこういう記念日がなくてもしっかり意識すべきことですが、悲しいかな、人間は忘れやすいですから……。
シンポは、「稲むらの火」の語りあり、被災地からの報告あり、パネルディスカッションあり……充実した内容でしたが、中でも3.11の大津波で600人からのいのちを守りきった、岩手県釜石市・鵜住居地区の子どもたちの行動・その背景を探る内容が、じっくりと紹介されました。……この鵜住居の子たちとは、わたしも春以来ずっと交流しているので、一人一人の顔が思い出されて、胸がじんわり。経験を伝えることのだいじさ、ヒシと感じました。よし、わたしもがんばっぺー! 釜石東中の斉藤先生、発表ごくろうさまー! 司会の国崎さん、基調講演の片田先生も、おつかれさまでしたー!