まさに、グレープ!フルーツ
高さ7mほどはある、私の実家のグレープフルーツの木。酸味が少し和らいだ、今が食べごろ。大きくなった和ちゃんは、今も時どき木に登っては、実をもいでいます。上から、
「そっちに落とすよーーー」と声をかけると、
「わかったー」と、母が下でバケツやエプロンで構えて実をキャッチ。
こんなにたわわに実って、まさにグレープ(ブドウ)のようなフルーツ。見ているだけで、とっても幸せな気持ちになります。
これ、私が小学校に上がるか上がらないころ、当時としてはまだ珍しかったグレープフルーツを母が八百屋さんで買ってきて、食べようとしたらフサの中にチョロリと芽が出ている種を発見。
「お母さん、これ、蒔いてみようと思う」
と言って、北東の日当たりの良い場所に蒔き、大事にだいじにダイジに育てて約50年。(年齢からすると、私の妹分)
すごいーーーーーこりゃ叶わん... といつも思うのは、タネの生命力もだけれど、母の発想・行動と、面倒見の良さ。
私が好きなのは、花の季節。木の下にたたずむと、なんとも爽やかな花が香るのです。
春よ来い、早く来い...