伊良部島産 どでかいカボチャ!
強風&極寒の先日、ピンポーン! の音と共に届いた大きな箱。
はて? 何かネットで買い物したっけ...?
伝票を見て「わあ、届いたー!!」と万歳三唱。
箱を開けると、頭くらい大きなカボチャがゴロゴロ。
これは、南の伊良部島(宮古諸島)の知人家族が丹精込めて育てたもの(お父さんの力作!)。恵比寿カボチャと九重栗カボチャ。恵比寿の方は、なんと一つ約2kgの重さ。
台風がもうそろそろ終わるか... という10月に大切に育てた苗を植えて、1月後半に収穫とは、さすが南国。
でもうっかりすると、苗を植えた後に台風が来ることも。そうでなくても12~1月は大雨大風があったりして、苗が土に埋まったり、苗や葉や実に傷がついて育ちに影響が出てしまったりと、ここまで育てるのも相当な苦労の連続。
しかも今年の宮古周辺は12〜1月の日照が少なかったそうで、
「最後の熟しが...」
と知人はぼやいていましたが、何をおっしゃるウサギさん... ではなくIkemaさん、
こんなに立派なカボチャ、そうはありませんよ!
農薬もできるだけ控えて育て、花が咲くころには夜明け前に畑に出かけて人工受粉作業をし、葉っぱの色や状態や枚数も毎日確認。1本の苗に1つだけ実らせる...
まるで我が子や孫を育てるように慈しんで、大きくしたカボチャさんたち。
煮物にカボチャサラダにほうとうに、美味しく、大事にいただきまーす!
・・・
2017年ごろから、毎に2回ほど伊良部島に長期滞在していたのが、コロナの影響でそれも見送り続けて3年。今年こそはと、機会をねらう日々。
島ラッキョウ畑の草取りとサトウキビの植え付けや収穫、またお手伝いさせてもらいたいです。
わたしにとって、どこへ出かけても畑仕事(海なら浜の仕事)を手伝うのが、行った先での日課のような。
そんなこんなしていると、自然とその地域の気候や風土や暮らし・歴史が見えてきて愛着が湧くのと同時に、わたし自身に引き出しが増えて、何より楽しくうれしいのです(宝物が増える感じ)。その時点で、もう知らない土地・初めての土地じゃなく、「関わりのある土地」に変わります。
こういう時が、「生きてるっていいなあ〜」と実感するひと時です。