和歌山•岩出市へ行ってきました
11/15の講演呼んででいただき、岩出市へ。
会場は一乗閣(明治31年建築の旧 和歌山県議会議事堂/重要文化財)元々は和歌山市内にあったものが、歴史の流れやさまざまな事情で2回目の移築時に岩出市内の根来寺境内へ。その後さらに丁寧な復元工事が行われ、建築当初の姿に。
県議会議事堂だった明治44年には、夏目漱石が「現代日本の開化」と題して講演したこともあったそう。
太平洋戦争中は空襲被害にも遭わず残り(元もとの場所だったら焼失の可能性が高かった)、現存最古の木造和風意匠として評価が高い‥
とにかく広く、天井も高く、声も通り、質実剛健。圧倒されつつビビりつつも‥‥和歌山の宝とも言える場所を活用してお話しさせていただけたことは、何よりの誇りであり記憶に乗る一日になりました。
今回のわたしの話は、絵本の朗読をもとに、ヒロシマ取材を通してできた出会い、見知ったこと、考えたこと、様々なエピソードを写真を見ながらご紹介。
子どもの本を通して、それぞれの暮らしを照らし合わせながらいのちや平和について改めて知る•考える機会になったなら幸いです。(取材中のズッコケエピソード満載で、恐縮でした)
岩出図書館さんとは昨年からずっと連絡を取り合い、本番に臨みました。本当にお世話になりました。
最後のサイン会では、思いもかけず埼玉にゆかりのある方や溌剌としたした方々が声をかけてくださって、本当にうれしかったです。
数年ぶりの和歌山。新たなご縁ができたことが何よりうれしいことでした。



油で揚げていない、本物おかき。
サクッ、パリッ、お米の美味しい岩出の名産です。




