「広島本大賞2020」の特別賞に
遅ればせながら...
実は3月21日に発表になった今年の広島本大賞で、『ヒロシマ 消えたかぞく』が特別賞をいただきました。
広島本大賞にかかわるタウン誌、書店、古書店、図書館など、様々に本に関わる方々の投票あっての受賞です。ほんとうにありがとうございました。
たまたま仕事のタイミングで広島にいたので、帰りがけに時間の許す限り市内の書店さんにご挨拶させていただきました。
帰りの新幹線に乗る前に、国前寺にも。絵本で紹介した鈴木六郎さんご家族の墓前に、今回のことをご報告してきました。猫ちゃんを背負うにっこり公子ちゃん、そしてご家族の笑顔が何度となく去来しました。
できることを精一杯やりつづける......今もこれからも、唯それだけ。広島の青空が眩しかった...。
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地域の特色ある本を取り上げて、地域全体で盛り上げる取り組みは、とても素晴らしいと思います。(「広島本大賞」は、広島が舞台の作品や、著者が広島在住または出身であること)
書店さんやタウン誌を中心に、皆で様々な形で盛り上げる場を作ることで、地元の方々にとっては、作品を通して地域再発見の場になるし、こういう著者が広島にいるんだ! という誇りにもなります。そして書き手としても、応援されている気持ちがとても感じられて、じんわりしたうれしさが心に広がります。書き手にとっては、これがいちばんのエネルギー源になります。
こんな取り組み、我が地域でもあるといいのにな... 。
