2019-08-12

8.6 絵本のNewsが記事に

今年の8.6朝のヒロシマは、台風の影響で、雨の中の慰霊のひと時となった

8月6日前後の数日、広島に行ってきました。

8.6の朝は平和公園を歩いて通り、広島城のお濠のところで行われた比治山女学校の追悼式に参列しました(原爆死没者74周年 追悼式)。年々、当時を経験された方々のお顔が少なくなっているのには、複雑な思いがあります。以前に取材をさせていただいた丘ヨシエさんも一昨年鬼籍に...。

でも、現在の比治山女子中学・高等学校の生徒さんたちの「平和の誓い」や折り鶴を献上する姿を目にして、「原爆の実相を知ること、平和への思いは地道に継承されている」とも感じました。

式の最後、毎年「行基」作歌の鎮魂歌「ほろほろと」を合唱します。その歌詞、調べの悲しさの深さ。この時ばかりはしばし暑さを忘れます。

 

ほろほろと     

             行基 作歌

ほろほろと

鳴く山鳥の 声聴けば

父かとぞ思ひ

母かとぞ思ふ

 

様々な思いを込めて、この夏に完成した『ヒロシマ 消えたかぞく』絵本。

先日のNHKのニュース映像が記事化されました。継承することは気づいた者の役目とも思っています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190805/k10012022271000.html?utm_int=news_contents_netnewsup_001