2019-10-05

越前、草月陶房で10/6イベントが...絵本朗読


稲刈りもほぼ終わり、ほっ。

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先日、越前からご連絡をいただきました。

「映画と絵本と紙芝居」というテーマで、明日10/6に開かれる催しに(草月陶房開催)、私の絵本『ヒロシマ 消えたかぞく』の朗読もされるということでした。

https://www.sogetsu.or.jp/events/others/19716/

お便りで知ったのですが、この陶房は、いけばな草月流の第3代家元、勅使河原宏さんが開設したもの。

勅使河原さんは映画監督、また陶芸作家でもあって、この秋の催しに合わせて勅使河原さんが監督された作品を上映しているとのこと。

今回は「映画と絵本と紙芝居」という構成で、ヒロシマや原爆のことを取り上げるそうです。

私はまだ、勅使河原さんが助監督をされた「生きていてよかった」(1956年制作)をまだ拝見しておらず、駆けつけたいところでしたが、都合で伺うことができず残念です。

ハガキ中の一文、 ーわすれてはいけないことー が胸にしみます。

もしお近くの方、ご興味がある方は、ぜひお出かけください。

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(先方に送らせていただいたメッセージ)

過日は、陶芸祭のご案内をありがとうございました。
「映画と絵本と紙芝居」という方法がとても素敵で、
会場にいらした方々が、きっと目にも耳にも心にも
平和の大事さを焼き付けていかれはずと、思いました。
 ・・・(略)・・・
もし機会がありましたら、絵本の朗読をしてくださる方や聞いてくださる方々に、
「公子ちゃんはじめ、鈴木六郎さんご家族のみなさんが、
絵本を通して皆さんに出会えて、空の上できっとうれしい
思いをされていると思います。
でも、さらに想像力を豊かにして考えなければならないのは、
この鈴木家のような家族が、広島、そして長崎の原爆の時にも、
いえ、戦争で被害にあった家族が全国に、世界に、
もっともっとたくさんあった、ということです。
こんな悲劇を再び起こさないためにも、
これからも、それぞれの立場で、平和について考え、
共に語り合い、行動していけたら幸いです」
....と、お伝えいただければ幸いです。
                 指田 和