2023 あけましておめでとうございます
畑仕事や散歩のとちゅう
思わずハッとする
小さな草花の凛としたたたずまい
春よこい 早くこい・・・
お身体を大切に 彩ある一年になりますよう
2023年元旦 さしだ かず
いつでも あるもの活用
ずっと気になっていた、軒先内側の天井部分の、クモの巣やホコリ。
(この部分のことを「軒天」というのを、今日調べて初めて知って、
妙に感動。軒先天井、軒裏天井・軒天 というわけ)
前にテレビで、お寺や神社のすす払いの映像を観たのを思い出し、そうだ!
と思い立って、実家のやせ細った竹林に出かけ、細竹を一本失敬。
( 前もって「もらうよー!」と了解済)
サワサワ音をさせながら、クモの巣、とれましたー。
積年の懸案事項がやっと...

お昼の準備に、ちょっと畑へ。
手をかけなくても、これだけ採れるだけでしあわせ。
去年掘り残しの、放っておいた小さな里芋が親芋になって、脇に里芋もいくつかできたり。
あれれ、取り残しのワタが、弾けてこんな感じに。
ワタの実の形(ちょっと弾けてワタが出てきたところ)が、なんとも言い難い素敵な形。
大した世話はしていないけれど、育んだものを手にする、いただくって、それだけで豊かな気持ち。
世の中で足りないのは、この時間がかかる「育む」ってことじゃないか...
とブツブツ独り言を言う、年末のひと時。



今年の旅と思い出・山形
11月半ば過ぎ、山形の遅筆堂文庫へ出かけた時に寄った、斎藤茂吉記念館。
木々に囲まれた静かな場所にあり、展示も充実していました。
茂吉さんの人となりがよくわかり、なぜその歌が読まれたかなどの背景も詳しく紹介されてあって(ビデオや短い映像も有)、グイグイと引き込まれてしまいました。
短歌や俳句は興味がありつつも、これまでなんとなく避けていたわたしですが、短歌はいいなあ(自分に合うかも..)と、お腹の底の方で落ち着く感じがありました。
遅筆堂文庫からも数キロ圏内。
山形の文学や芸術はいいなあ。この自然や暮らしがつくりだすのかなあ。
来年も良い時期に、また行こう。釣りも兼ねて。







来年8月に滋賀県内で
来年8月、滋賀県内で『ヒロシマ 消えたかぞく』写真絵本のパネル展(約1ヶ月)と、期間内(8月半ば過ぎ)にお話会を開くことになりそうです。
先日の広島の帰りに途中下車、打ち合わせをしてきました。
場所や日にちが決定したら、またご報告いたします。
・・・
滋賀県といえば、何と言っても琵琶湖。
ご縁ができたこの機会に、琵琶湖周辺の自然や歴史を思う存分探索しようとワクワクしています。
新しい土地に出かけることは、その地域の歴史文化や風土に触れる機会でもあり、「これは!?」と思うような題材や人に出会うことも多々。
来年あたりから、琵琶湖周辺でもウロウロすることが多くなりそうで楽しみです。首にカメラ、黄色いリュックサックを担いだ小太りおばさんを見つけたら、ぜひお声をかけてください。
p.s.
米原から新幹線に乗る前に、「和菓子といえば、こちら!」のお店へ。
埼玉に帰ってきてから、とあるお店でバーゲンブックのセールを見つけ、パッと目に入ってきたのがこの本。頭の中がすでに滋賀(近江八幡)モードに...。


おおきなダイコン、よっこらしょ
この11〜12月は出かけることが多くて、なかなか畑の手入れができず。
畑に行くのも夕食準備の薄暗い時間になってから、
(あ、ダイコンとニンジンとチンゲンサイ採ってこよう!)
と適当に葉っぱの立派そうなダイコンから引っこ抜いていたのですが、先日、(わあ、こんな大っきなのがあった!)とびっくり。
『おおきなかぶ』のお話のように、よいこらしょ、どっこいしょ、スポン!
水気たっぷり、2キロは優に越すダイコンが採れました。
葉っぱの裏のトゲが人差し指の腹にブスッと刺さって飛び上がる痛さの、元気なダイコンくん。
ところが... くるっとひっくり返してみると...
下の方の黒くなったところをくりぬいて見たら、体調25mmのハサミムシ発見。
このひび割れの原因はお前かー!
とはいえ味は辛味も程よく、おでんやふろふきダイコン、大根おろしに使っています。
なんてことないけれど、やっぱり畑に出ると幸せです。

久々のKobe
広島でのお話会も終わり、帰りがけに所用で神戸へ。
三宮駅から近い東遊園地の芝生公園は、現在芝生の再整備中で中に入れずでしたが、南側のこども本の森 の方へ向かうと、こんな光景が。
ルミナリエはコロナの影響で3年連続見送りになった様子。規模を縮小しての催しの様子。
来月1.17、あの震災から28年に。
わたしが子どもの本を書くきっかけになった 神戸。
いのちのかけがえのなさを心に刻みつけることになった、たいせつな神戸。

再び広島に お話会・今後のこと
昨夜から広島に来ています。
明日(12/10)の準備で、今日も市内をチンチン電車と徒歩で移動しています。
明日は、92歳になる奥本博さんを迎えての、二部構成のお話会です。
これから明日の段取りを、お茶をしながら奥本さんと打ち合わせです。
今回は師走の忙しい時期の開催ということもあり、主催してくださった「被爆体験を継承する会」の方には、「参加したくても難しくて... 」というご連絡が何件もあったとうかがっています。申し訳ない思いとともに、ありがたい気持ちです。
少し先のことで、まだ詳細はこれから詰めることになりますが、
来年(2023年)7月に関東(千葉)で、また8月には関西(滋賀)で、『ヒロシマ 消えたかぞく』絵本のパネル展とお話会 をすることになりそうです。
詳細が決まり次第、また情報をアップしていきたいと思っています。
広島平和資料館の展示で出会った鈴木六郎さん一家のことが、今はわたしの生活の一部になっています。
あの写真を初めて目にした時の、大きく揺さぶられた気持ちを忘れずに、これからもお話を聞きたい、知りたいと思ってくださる場所があれば、どこへでも出かけていきます。
p.s.
今日の広島は薄曇りですが、わりと暖かでホッとしています。
あしたも天気になぁれ!
12月10日にヒロシマでお話会を
山形〜岩手沿岸部を駆けぬけて約1週間。やっと帰ってきました。
岩手の釜石では、漁師さんのお手伝いでホタテの稚貝の耳吊り作業を初体験。
その様子はまた後日。
・・・・・
間もなく12月。またヒロシマへ出かけます。
今度はお話会です。
『ヒロシマ 消えたかぞく』や『あしあと』本のこと、また奥本 博さん(92歳)の被爆証言を聞く時間も持ちます。
(奥本さんは『あしあと』本にも登場、また11月の朝日新聞の記事でも紹介)
https://www.asahi.com/articles/ASQC543LLQC2UTNB017.html
原爆でご両親、4人の妹弟たちを亡くされ(自宅が現在の本通りにあった)、戦後を懸命に生きてこられた方です。
師走の忙しい時期になりますが、ご都合のつく方は、ぜひ平和記念資料館へお越しください。
申し込み方法などは、こちらをご覧ください。

遅筆堂文庫 図書館トークの様子 11.19




