3.13-14 有明ガーデンで震災復興の催し・絵本朗読します
3.6(〜3.14)に有明ガーデンで開催されている、東日本大震災復興イベント
「東日本大震災発災10年 一人ひとりが復興支援を考える」(復興庁後援)
明日・明後日の日中、私も「震災の記憶・教訓の語り継ぎ」というコーナーで、参加させていただきます。
釜石の子どもたちの避難の様子を描いた『はしれ、上へ! つなみてんでんこ』絵本を朗読し、釜石の写真を見ながら、当時や震災後の様子を語ります。
(13日:11:00〜 / 14:00〜 & パネルディスカッション
14日:13:00〜 )
@有明ガーデン・モール2F 中央吹抜広場(特設ステージ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000062100.html
とても大きなイベントで、この他にも屋内では震災のフォトコンテストやアーティストによる東北応援絵画の展示、また屋外では、巨大大鍋による・ふるまい山形芋煮、東北各地のフードトラックなど、様々楽しめる催しになるそうです。
お天気が気になりますが.... 災害やいのちを守るためにどうしたら良いか、楽しみながら考え、東北に心を寄せる機会に、コロナ対策も気をつけながらお立ち寄りいただければ幸いです。
東北を思う今日
3.11から10年。
節目とよく言われるけれど、この日を境に何かが急激に変わるのでもなく、今日に続く明日がまた来る、と私は思う。
確かに、一度立ち止まって、これまでのことを振り返ることは大切で、振り返りや検証なしでただただ今まで通りひた走ることはある意味危険だし、見直さなければならないことはたくさんあると思う。
だからこそ、10年前からも続いているこの一日一日が大事なのだと思う。3.11の今日だけでなく、明日も、明後日も、その次の日も。
今年は、家族の健康のこともあってこの3月に東北へ行けないけれど、自分の行けるときに、行きたい時に、必要とされる時に、しっかり準備をして行こうと思っている。
大事なのは、今日に続くこれからだから。
待っててけろ。

手作り「あふ」=黒糖蒸しパン
ピンポーン! と届いたダンボール箱に、黒糖がどっさり。
「ああ、新物のシーズンなんだなあ......」
年末〜年が明けて2〜3月ごろまでは、南の島のキビ(サトウキビ)収穫シーズン。
収穫後、工場で絞られた汁から作られた黒糖が、店頭に出回るのが今の時期なのです。

去年はコロナもあって沖縄の宮古島や伊良部島に行けなかったので、収穫作業がお手伝いができずに残念... と思っていたら、キビ農家の知人が送ってくれました。
この黒糖で作る「あふ=黒糖蒸しパン」が最高です。
我が家は時折まとめて作り(30個くらい)、一部冷凍庫で保存。気が向いた時にレンジで温めてパクリ。強力粉を使っているのでムッチリした歯ごたえで、黒糖の素朴な甘みと合わさって、何ともホッとする味なのです。
加えて、上に乗せるゴマ。これ、自家産です。
ゴマは収穫後、何度も水を換えてきれいになるまで洗って、干して、ゴミを取ってと手間がかかりますが、やっぱり美味しい。
これをミニほうろくで煎るのが、私の幸せ時間 。
プツプツ、ピチンピチン! とほうろくの中でゴマが跳ね始めると、煎りゴマの香ばしい香りが家中にプ〜ン。えも言われぬ恍惚感。
明日から広島へ。まずは2/28のお話会をしっかりやり切って、帰ってきたらまたいっぱい「あふ」を作ろう〜!

水俣は、ちゃんぽんあり、お茶あり、蘇峰さんも
雑誌『日本児童文学』の1・2月号で、ノンフィクションの記事を書きました。
熊本の水俣を取材した記事です。
その裏話的? その他のプチ情報を日本児童文学者協会のブログに掲載しました。
http://jibunkyo.main.jp/index.php/editorialstaff/archives/11
水俣の知られざる?庶民的銘品、「へ〜!」というような出身文豪のことなどをチラッと書いています。
行って回って、知ること多々。美味しいものもたくさん。これだから、旅はやめられません。

水仙が咲きました
毎年、物干し台の元に芽を出す水仙。先週前半は、芽がちょっと育ってきたかな、くらいだったのが、あれよあれよという間に、昨日今日でパッチリ花を咲かせて。
鮮やかな黄色なので、まだ茶色が多い庭が、そこだけ光輝くように明るいです。
その割に、意外と香りがしないような... 今日は一日強風だったせいかな?
昨日から、花粉がワサワサ降っている感じで、ティッシュが手放せません。
間もなく講演もあるし、今年は柔らか・濡れティッシュを使って、鼻の下にかさぶたができないようにしたい... って、マスクしてるから、わからないか。
来週の日曜日にお話し会を @ 広島
度々のご案内、恐縮です。
来週日曜日の午後、広島でお会いしましょう。オンライン(zoom)でもご参加できます。
会場のエソール広島では、『ヒロシマ 消えたかぞく』絵本のパネル展も開催します。
コツコツ準備をする昨今です。
(合間に畑仕事もしつつ...今日は初夏の陽気。外は気持ちよかった!)
人形づくり修行中...髪ふき
本の仕事や畑仕事の合間に、師匠(雛人形の頭師)の元へ通って人形づくりを教わる日々。
ここ数回は、自分で面相を仕上げた小さな市松人形の頭に、髪をつける(髪ふき)作業です。
人形の髪に使っているのは、基本、絹糸やナイロン糸を黒く染めたもの(写真は絹糸)。絹糸とナイロンでは光沢も手触りもだいぶ違い、どちらもそれぞれの良し悪しがあるので、人形によって使い分け。
この絹糸束の端に竹ベラでノリをしごくようになじませつつつけて、顔に合った長さに切ったものを、前髪、脇、後頭部と順にペタッと貼りつけていきます。(完成までには、この後にもう1段階工程あり)

このノリを絹糸束につける作業一つにしても、何度やってもうまくいかず、本当にむずかしい。師匠はリズムよくスイスイトントンやってしまうのに、いくら同じようにやってみても(自分ではそのつもり)、糸にノリが染み込まない、ムラができてしまう。
ノリの浸透が甘いと、髪が人形の頭にペタッと貼りつかないし、後でパラパラ落ちてきてしまうことに。指で抑えてなんとか付けようとすると、今度は髪が自分の手にグチャグチャくっついて... 。「あ...なんでこうなるかな...」と時々ため息。
とはいえ、日々形になって行く行程は面白いし、「失敗してこそ覚える!」と、めげずにチャレンジ。
こういう手作業が何百年も受け継がれ、日本の雛人形は作られてきたのです。が、今は素材も作り方もかなり効率化し、伝統技術が消えつつあります。
少しでも覚えて、なんとか繋げられたら... とまではとてもいかないかもしれないけれど、とにかく今は作業を覚えるために全集中! 別な脳を使う、大事な時間です。

まさに、グレープ!フルーツ
高さ7mほどはある、私の実家のグレープフルーツの木。酸味が少し和らいだ、今が食べごろ。大きくなった和ちゃんは、今も時どき木に登っては、実をもいでいます。上から、
「そっちに落とすよーーー」と声をかけると、
「わかったー」と、母が下でバケツやエプロンで構えて実をキャッチ。
こんなにたわわに実って、まさにグレープ(ブドウ)のようなフルーツ。見ているだけで、とっても幸せな気持ちになります。
これ、私が小学校に上がるか上がらないころ、当時としてはまだ珍しかったグレープフルーツを母が八百屋さんで買ってきて、食べようとしたらフサの中にチョロリと芽が出ている種を発見。
「お母さん、これ、蒔いてみようと思う」
と言って、北東の日当たりの良い場所に蒔き、大事にだいじにダイジに育てて約50年。(年齢からすると、私の妹分)
すごいーーーーーこりゃ叶わん... といつも思うのは、タネの生命力もだけれど、母の発想・行動と、面倒見の良さ。
私が好きなのは、花の季節。木の下にたたずむと、なんとも爽やかな花が香るのです。
春よ来い、早く来い...
武蔵浦和図書館でパネル展
さいたま市内の武蔵浦和図書館(JR武蔵浦和駅から徒歩1分)で、2/9(〜2/23)『ヒロシマ 消えたかぞく』絵本のパネル展が開催されています。
図書館(2/3階)が入っている建物・サウスピアは、子育てセンターや区役所、コミュニティーセンター、シニアふれあいセンターなども入っている複合公益施設。
いろいろな方が観てくださったら、うれしいです。




