2018-08-28

絵本のお話会 @釜石 7月

明るいミッフィーカフェの雰囲気は、絵本のお話会にぴったり。私の左隣にあるのは、本物の盆野球優勝旗!

遅ればせながら、この夏の活動の様子を。

まずは7月初旬に発刊された『ぼんやきゅう』(ポプラ社)のお披露目&お話会を、7/7七夕の日に釜石のミッフィーカフェで開催。

簡単な自己紹介の後、『ぼんやきゅう』の朗読。原稿執筆段階から何度声に出して読んだかかわからないこのお話も、人前で読むのは、お初の初。間違えないように読まなくちゃという思いと、前にいるお客様に絵(ページ)をしっかり見せなくてはいけない、という二つの動作を一人でこなさねばならず、あまりの緊張に頭に血が上ってボーッ。冷や汗もダラダラ...。

その後、何をどう喋ったのかよく覚えていませんが、これまでに出した2冊の釜石の絵本『はしれ、上へ!』、『あしたがすき』も含め、取材秘話や 絵に隠された思いや背景などを、お話しした...ようです。

会場には、知人友人、これまでに取材でお世話になった方々など、ほとんどが知り合い状態。これがまた冷や汗の元でありました。(大勢の知り合いの前で話すって、意外とキンチョーするのです)

でも司会を買って出てくれた桑畑書店社長・桑畑さんの迷司会?のおかげで、会場は時折大爆笑。いらしてくださった皆さん、サイン本を購入してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

*翌7/8は釜石市立図書館でも、お話会(+DVD試写会)も開いていただきました。

DVD試写会は、今回絵を担当してくださった長谷川義史さんが出演する、大阪毎日放送の「ちちんぷいぷい〈とびだせ!えほん〉」特別編で、『ぼんやきゅう』の取材で長谷川さんが釜石を訪れた時の様子が、楽しくまとめられたもの。

▼この写真の右で、頭を抱えている?のが桑畑さん...

 
 



2018-06-29

ちょっとおもろフシギph -part1

昨年出かけた大分の別府温泉。別府駅でパチリ。

あちこち出かける時には、必ずカメラを首にぶら下げてテクテク歩きます。

フッと通り過ぎたものの、「あれっ?」と後戻り、そして、クスッ。

おもしろ素材は、全国各地にた〜くさん。

この夏は東北〜北海道遠征する予定なので、ワクワクがいっぱいです。

▲衝撃の一枚。
数年前、うちの隣町の田んぼで発見して、絶句。
スズメより、人がびっくり。
▲これを作られた方のご苦労を察します。場所によっては、
マジックで横棒を入れて、「グ」を「ダ」に
しているところも。
でも、愛嬌があって大好き。(岩手県内)
 
 
▲秋田の「くまくま園」で。
シンプル、かつインパクト。
クマ達も超迫力。
(このphの撮影場所はガラス越しなので安全です!)
 



2018-06-23

新刊絵本『ぼんやきゅう』が間もなく


震災後、しばらく住み、また通い続けている岩手県釜石市舞台の絵本が、間もなく発刊されます。(7月5〜6日には店頭に並ぶ予定)

タイトルは、『ぼんやきゅう』(ポプラ社)。舞台は釜石市の沿岸部、鵜住居地区。ここで戦後から続いてきた、父ちゃんたちの一大イベント盆野球大会(毎年お盆に開催)。震災で途絶えていたこの盆野球大会が、2017年夏に再開するまでのみんなの奮闘記。

2016年秋から地域の方々にお話を聞き始め、いっしょに大会再開に向けて動きながらの本づりでした。

絵は、長谷川義史さん。釜石にも取材にいらしてくれ、いろんな情景や思いを見、感じ取って絵にしてくださいました。

7月7日には、発刊に合わせて、釜石のミッフィーカフェさんで、私のお話会も開きます。会場には、絵本の原画も数点展示予定です。

絵本の読み語りのほか、取材秘話、絵本作りの苦労やよろこびなど、楽しくお話できればと思っています。同じく釜石が舞台の絵本、『はしれ、上へ!』や『あしたがすき』のお話も。

絵本に興味のある方、長谷川さんの原画を見たい方、七夕のひと時をミッフィーカフェで、ぜひごいっしょに!

*その後、釜石市立図書館さんで原画展示などを予定しています。(詳細は後ほど)




2018-06-10

はるかのひまわり咲きました


雨の埼玉、わが畑。

でも体がなまってなまって、一汗かきにななめ前の畑へ。

なんと、はるかのひまわりが咲いてる!

確か昨日はまだ、開いてなかったのに。

はるかのひまわりは、神戸の震災の復興の花。毎年、わが畑でも、花を咲かせています。

ぐるり畑を見渡せば、昨日に引き続き、キュウリ一本に、初ナス発見。

雨は止まねど、心晴れ晴れ。しあわせです。




2018-04-12

母校・後輩たちからの感想 


先月3/6、母校・埼玉県立熊谷西高校で講演をさせていただきました。三十数年ぶりの母校。

タイトルは「いのち・希望にむきあう絵本づくりに掛ける

     〜自分の目・足でつかむ勇気と未来〜」

かなり固いタイトルになってしまいましたが、お話した内容は、これまでに書いた絵本や現地の子どもたち・人々との関わりを紹介しながら、「いろんな生き方があることを知って、将来や未来を不安なものととらえず、今やれることを精一杯やってほしい」ということでした。

「自分しかできないことではなく、自分だからできることを」。「ひたむきに」。

そして先生にお願いし、みなさんの感想文(ペーパー)を、全部送っていただく事に。

講演の感想を知りたかったのが半分、もう半分は、今の高校生達がどんなことを考えているか、何に悩みながら日々生きているかを知りたかったこともあります。それは、わたしの高校時代と近いのか、まったく違うのか…。わたしの発した、どの言葉に反応したのか。

先日届いた郵便は、両手にどっしり。うれしい重みでした。

時代を超えた、おくびょうさと好奇心が入り交じった青春期の悩み。現代の若者らしい指摘。ふせんをつけながら読み始めたら、あっという間になくなって買いに走ったほど。

さまざまなことを考えさせられました。

西高生のみなさん、ありがとう。先日、学校にお手紙を書きました。わたしの思いが届くとうれしいです。

いつかまたかならず、母校におじゃましたいと思っています。

フレーフレー西校生! フレーフレー若者達!

 




2018-04-09

4/12「ひるまえほっと」で紹介 

心を落ち着けたいときに、ふと見る写真。沖縄・宮古諸島の空と海

今週木曜日、4/12のNHK総合の番組「ひるまえほっと@首都圏」(11:05〜11:55)の中で、わたしが書いてきた絵本や本、また、日ごろの仕事や活動の様子が紹介される予定です。

番組中には、先月(3/6)、母校・埼玉県立熊谷西高校で講演をしている様子も出てくるかも…。高校卒業してから30年以上経つけれど、昔のままの校舎、体育館…そこで母校の後輩達に自分の生き方・本づくりの仕事を通じて「生きること」について考え、聞いてもらうことができたことは、万感の思いがありました。

アナウンサー斉藤翠さんの的を得た質問・構成が、わたしのつたないことばをよりわかりやすいものにしてくれているはずです。

少し気恥ずかしいですが、今の被災地やヒロシマなどの状況を知る意味でも、ご覧いただければ幸いです。

 

 

 




2018-04-08

静岡・森町のお祭りに 


金曜日夜から、静岡県周智郡森町へ。

4/7・8で開催されている天宮神社例大祭。1300年も受け継がれているという、「天宮神社十二段舞楽」をしばし眺め…

わたしの生まれ育った土地(埼玉県鴻巣市/旧吹上町)ではそんな古いお祭りはなかったので、舞楽、舞い手、稚児とか舞子とかいうことばがとても新鮮。

震災後に通うようになった岩手では神楽が盛んで、釜石に巡行した早池峰神楽や岳神楽も数年前にはじめてみて、こういう文化があるんだと、感じ入ったことを思い出します。被災した方々が久々に神楽を観て、目をうるませたり明るい笑顔を見せたりする姿には、目頭が熱くなりました。伝統文化・芸能のすごさを実感したひと時でした。

でも、物を書いているくせに、日本の古典や芸能にはめっぽう弱い…(まだ踏み込んでいない領域な)ので、良い刺激。

知らない事を知るのは、ほんの少し世界が広がること。よいことです。




2018-04-05

佐藤ひらりちゃんのこと

3月に新潟県内で開かれた、ひらりちゃんのコンサート

先日のラジオ「日刊! さいたま〜ず」でも紹介した、佐藤ひらりちゃん。

生まれながらに全盲というハンディキャップを持ちながらも、小さい頃に音・歌にめざめ、高校2年生になった今、音楽を学びながらシンガーソングライターとして活躍しています。

ひらりちゃんとの出会いは、2012年、東日本大震災から約1年後の岩手県釜石市でのこと。わたしがお世話になっている海辺の「宝来館」という宿の大広間で、ひらりちゃんのミニコンサートが開かれたのがきっかけでした。

会場準備をお手伝いしながら、わたしもひらりちゃんの歌を聴いて、度肝をぬかれました。

当時ひらりちゃんは小5。その歌声はもちろん、希望を歌いこんだ歌詞にもおどろかされたのです。「みらい」という歌でした。(写真は2012年の釜石でのコンサート)

 

 

あれから6年。

ひらりちゃんのお母さんから久々に連絡をもらったことで、去年暮れから度々会うようになりました。この6年の、ひらりちゃんの成長はすごい。そしてお母さんも。

人前で歌う事は華やかに見えますが、ここまでの間、どれだけいろんな山や谷を越えてきたか。先日、取材でひらりちゃんの通う盲学校にもおじゃまし、授業を後ろで見せていただいて、目が開かれる思いがしました。

「知らない事を知る」のはとてもだいじなこと。ひらりちゃんを通じて、わたしも「見えない世界」や「見える人が多い世の中での見えない生活」の一端を学ばせてもらいました。

そんな思いをこめて、記事をJAさんの子ども雑誌『ちゃぐりん』6月号に書いています。機会があったら、来月の今ごろ、お近くのJAさんで見てください。

 

*youtubeで、ひらりちゃんの歌声を聴く事ができます。「みらい」や「なないろの夢」でcheckしてみてください。

 




2018-04-02

ラジオ 日刊!さいたま〜ず 再聴

スタジオ内で1枚。斉藤さん、ありがとうございました、そしてごくろうさま!  

3/29にNHKさいたま放送局のラジオ

「日刊!さいたま〜ず」でお話した様子が、こちらから聴く事ができます。

(NHKらじるらじる での聞き逃し番組、再聴)

http://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/detail.html?p=P000008_01

・・・

絵本、いのち、7月に出る、東北の新しい本のこと(盆野球)、お友達の佐藤ひらりさん(全盲の高校生シンガーソングライター)など、いろいろお話させていただきました。

この日はなんと、パーソナリティの斉藤翠さんの、番組担当事最終日。(斉藤さんは、今後フリーとして活動予定)

斉藤さんの明るく元気なお声のリードがあって、なんとか30分お話ができたと思います。

ぜひ、聴いていただければ幸いです。

 




2018-03-28

明日、ラジオでお話することに

3.11、つなみの絵本の舞台となった岩手県釜石市の鵜住居にて。左は知人のフリーアナウンサー新谷明美さん(北海道)、右は釜石のNPO三陸ひとつなぎ自然学校でがんばっている伊藤聡さん。3.11の沿岸部は、つらい日でもありますが、希望を語る日でもあります

実は、明日のラジオでお話することになりました。

テーマは、「生きる力を未来に」。。。NHKさいたま放送局のFM局

なんだかかしこまった感じですが、絵本や震災のこと、ヒロシマのことなど、いのちにかかわるお話になりそうです。アナウンサーの、斉藤翠さんが、つたないわたしの話を、きっとわかりやすくリードしてくれると思います。

お花見シーズンで、それどころではないかもですが、

お時間があったら、聴いていただければさいわいです。

●NHKラジオーーーーーーーーーーー

 3/29(木)放送予定(生放送/FM 85.1 Mhz (秩父エリアは83.5)

 番組名:日刊さいたまーず
 放送時間:月曜~木曜 18:00~18:50
  http://www.nhk.or.jp/saitama/program/nikkan/saitama-zu/
 放送エリア:埼玉県内向け
 「輝くさいたまーず」というコーナーで、埼玉県内で活躍する
  人たちを毎週呼んでインタビュー。
  http://www.nhk.or.jp/saitama/program/nikkan/backnumber/