新聞記事に載りました
実は、6月に共同通信さんの取材を受け、
以前に書いた絵本『ヒロシマのいのちの水』
のことをお話した記事が、新聞に載りました。
(記者の方がまとめてくれました)
おはずかしいですが…。
宇根さんを、思い出しています。
下の写真は、わたしの大好きな写真。
自分でも、世紀のワンショット…
くらいに誇りに思っている。
8.6.の朝 ヒロシマ
朝7時すぎの、平和資料館前。
原爆が落とされてから70年という節目、
また各国の要人もたくさん来ることもあってか、
あふれんばかりの人。
宇根利枝さんの「原爆献水」を引き継いでいる
谷君が、今日未明に己斐の滝へ行き、
身を清めてから汲んできてくれた清水
(左から二番目のペットボトル)。
地道につづけてくれている活動に、感謝。
きっと、宇根さんも空の上から笑顔で
見守ってくれている…という実感。
つづけていくことのたいへんさはあるけれど、
それを影で支えていきたいと思っている。
再び ヒロシマから
昨日家を出て、大阪に寄り、
今日午後にはヒロシマに。
明日の朝、どこで8:15を迎えるか…
平和公園の記念式典、とも思うけれど、
あの日から70年の今年、
わたしは心静かに祈りたい気がする。
広島城跡、もと大本営の司令室があった地下壕。
そのとなりにあるのは、比治山女子高等学校の
慰霊碑。
70年前、ここで大本営の通信の任務に
ついていた少女たちがいた。
被爆した一人一人、それぞれの被爆体験。
ヒロシマを訪れる人、子どもたちに、
一度はたずねてもらいたい場所だ。
ヒロシマ 広島
7月21~23日まで、
広島取材に出かけていました。
梅雨明け宣言したはずなのに、大雨。
そんな中、チャリを飛ばして市内を走り回っていました。
今、ヒロシマの本を執筆中です。
去年秋から、広島、四国を行ったり来たりしています。
いろいろな方にお目にかかり、お話をうかがってきました。
取材を進めれば進めるほど、
「ヒロシマのこと、わたしこんなに知らなかったのか」
と自己嫌悪に陥る日々がつづきましたが、
今はなんとかその弱気から這い上がり、
まとめることに集中する日々です。
「原爆の絵」(実証画)に取り組む現役・高校生の女の子。
原爆投下時、大本営で通信の仕事に従事していた女性
(当時、高等女学校の生徒)。
平和資料館の学芸員の仕事、いろいろ、いろいろ。
お一人お一人の体験、思い、願い、
伺う度に身が引き締まる思いです。
果たして、わたしがそれをどこまで描ききれるか。
今できることを精一杯、真摯に取り組む……
今心に思っているのは、そのことだけ。
なんとか来年1月か2月には、仕上げたい。
もう一踏ん張り。
すぐに忘れるから
こんなことばを、
どうして言えるのだろう?
愚弄しているのは、ブルドーザーのように
力づくでごり押しする澄まし顔の人間たち
ではないだろうか。
わたしたちは、「わからない」と言って
考えることを放棄するのではなく、
知ろうとする努力を惜しんではならないと思う。
ときには立ち止まって。
わたしは、忘れない。
なんだい
「過去をふさがず、未来へつなぐ」
井上ひさしさんのことばだ。
「むずかしいことをやさしく。
やさしいことをふかく………」
つづくことばは、今とりわけ身にしみる。
今、まとめているヒロシマの本。
子どもたちにどう伝えていいか、
どう表現していいか、迷うし悩む。
他人には「悩むってだいじなことだよ」なんて言うけれど、
「そんなもんじゃない、やっぱり」と思う。
この状況をどう乗り切るか。
やっぱりとことん悩む、やるしかないか。
ジタバタ、ウロウロ、ごそごそ、ドタバタ…
そうやっているうちに、ヒョイッと壁をまたげるさ
…そんなことを、「希望学」の玄田有史先生が
書いていたっけ。
こうなったら、おもいっきりジタバタするしかない!
難題なんて、なんだい!
「かまとら」出発進行
岩手の釜石に、震災後、地域の活性化を
めざして立ち上がった若者達がいます。
「三陸ひとつなぎ自然学校」。
彼等が、この3月、釜石の鵜住居(うのすまい)川流域を
メイン会場にした、”地域密着型・体験的イベント”を
企画しました。
これがそのイベント広報用リーフレット。
制作をお手伝いしました。
神楽の見学あり、ワカメ漁体験あり、
豆腐づくりや雪渡りミステリーツアー、
〈狩り女子会〉なんていうのもあります。
3月に東北の旅をお考えの方、
プランのお一つにいかが。
震災から4年目を迎える東北沿岸部。
ぜひ、見て歩いて体験して、今の彼の地を
感じてください。
地震とうさぎ
昨日の三陸沿岸の地震にはドキッとしましたが、
大きな被害がなく、ほんとうにホッとしました。
夜になって釜石の宿・宝来館の知人に連絡したところ、
なんと、地震の10分くらいまえに
野うさぎが宝来館に迷い込んできたという…
やっぱり、動物は地震の予兆というか、
なにかを感じたのでしょうか。
詳しくは、宝来館のFBを…。