2013-11-19

釜石・両石湾 夕景


両石(りょういし)の高台から海を眺める。

ふだんはこんなに静かな海。

両石はイカ漁で有名。漁師さんたちはイカを求めて

あちらの海、こちらの海と船を走らせる。

「海のジプシーって言われているんだよ」

とは、宝来館女将のことば。

荒れる海、恵みの海、生命誕生の海…。

それにしても、空がきれい。

 

 

 




2013-11-19

ほれぼれ…月の道


昨日夕方、外があまりにも明るいので、外にふらり。

大槌湾に光の道が。

闇が刻々と深くなり、

反比例して月の道が冴え冴えと。

なんと幻想的な風景。

冬、月の半ばごろ、宝来館からは

こんな風景が見られます。

それだけでも、ぜいたくな気がします。




2013-11-18

仙人峠風景


先日の、寒ーい日に撮った1枚。

遠野と釜石を越える仙人峠。

今は新仙人道路ができて、

こちらは交通量がだいぶ減ったようだけれど

味のある道です。

下は、釜石鉱山大橋選鉱所跡。




2013-11-16

寒・仙人峠


火曜日から、釜石に来ています。

   *    *    *

月曜日に埼玉を出て、北上で一泊。

なんと、北上では夜、雪!

翌朝は晴天で、あっという間に雪が溶けたのでホッ。

釜石へは、初めて仙人峠を通ってきました。

「紅葉がいいよー」

と聞いていたので、楽しみにしていたら、

前方に見えるのは……雪をかぶった山頂。

頂上ちかくは0℃、道路も凍ってるような。

枯れ葉舞う仙人峠。

でも、それはそれで旅情をそそる、キリッとした

よい景色でした。

   

 

 


2013-11-09

悩むことは…


昨日は久しぶりに都内へ。何ヶ月ぶり? 

今年春から、家のまわりと釜石の二つの地域、

ピンポイントが主な活動地域。

都会の空気を忘れていました。

地下鉄も、券売機の上の路線図を見て、

(どうやって行ったらいいんだっけ……)とブツブツ。

   *    *    *

田舎にいると、このごろは

「都会なんて、もう行かなくったって!」

なんて思っていましたが、やっぱり都会は都会の

空気感がいい(ちょっと足早で、パリッとした感じ)。

表参道や神楽坂界隈を歩いているだけで、

背筋がピッと伸びました。

   *    *    *

帰りがけ、ぶらり書店に立ち寄って目についたのが、

『悩むことはない』金子兜太(文春文庫)と

『吉村昭が伝えたかったこと』文芸春秋編(文春文庫)。

物思う秋で、うつうつ考えてため息が続いていたこのごろ、

前書『悩む…』を読んでいたら、「糞尿愛好」という下りで、

プッ…!

水木しげるさんとの対談もちょっと載っていて、

さらにププッ!

気がつけば、憂いは彼方、大笑い。

金子兜太さんは、我が出身地からとってもお近いところに

お住まいで(埼玉県熊谷市)、幼少期に住んでおられた

秩父の話なども出て、同じ文化圏の物としては、

とってもわかるところがあって、気持ちよく読ませていただきました。

悩みが吹き飛ぶだけでなく、これまでなんとなく避けていた

俳句も、少し興味がわいてきました。

読書って、いいなあ。

 


2013-11-04

森の祭り 03


 

夜には、町の各所で屋台どうしの練りが。

競うように、太鼓、お囃子の大音響、

そしてこちらの屋台からあちらの屋台へ、

「えいやっ!」と飛び込む男衆。

かなり威勢がいい、というより激しい。


2013-11-04

森の祭り 02


 

いつの時代も、お祭りは若者のエネルギーの発散の場所。

地域の伝統をつなぐよき「場」となっているのだなあと感じます。

    *     *     *

震災以来、東北のお祭りや伝統芸能を見る機会が増えましたが、

同じことをしみじみ感じます。伝統をつなぐだけでなく、

地域をなんとか取り戻そう、盛り上げよう、つくっていこう

という気迫。

私自身、そういうのがわりと希薄な地域で育ってきたため

(いや、地域ではなく家庭の問題…?)、

うらやましいような、いつもどこか傍観者のような、

なんとも言いがたい、フワフワした感覚です。

 

 


2013-11-02

森のまつり 01


いろいろ用があって、静岡の森町へ来ています。

毎年11月の第一週めの金土日、今年は11/1〜3が

森の祭りです。

江戸時代、秋葉街道の宿場町として栄えた遠州森町。

氏神の三島神社を中心とした祭礼……

とのこと(森町のリーフレットより)。

各町内で持つ屋台14基が、朝から晩まで、

太鼓や鐘、笛の音ともに町中を練り歩きます。

これは夕べ(初日)の様子。

町の大きな交差点のところで、太鼓の叩き合い。

ふだんは人がまばらなこの町も、この日になると、

どこから出てきたのかと思うほど、人がわんさ。

↓なぜか、二階からパンダが観戦。

 観「戦」と言うに等しく、昔は「けんか祭り」

とも言われた、はげしいお祭りなのです。

 




2013-10-31

今日は静岡…


いろいろ用があり、今日、埼玉から静岡の森町へ

来ました。相方の実家です。

あの、「清水の次郎長」の「森の石松」の出身地です。

相方は、石松の子孫ではありませんが…

なぜか石松への愛着は並々ならぬ様子。地元の方々も…。

それはさておき、

いつも北へ向かうのに、久しぶりに西。

やっぱり温かい。

体がゆるんだのか、昨日夕方、雨の中ずぶぬれになって

畑仕事をしていたツケがきたのか、

今日はノドがいがいが、体が重い。

風邪の予感……ひどくなる前に、治さねば。

みなさまも、お気をつけて。

 


2013-10-29

あっちこっち、どっち?


先週後半、釜石から埼玉に帰りました。

ブログでアップしているのがずっと東北のことなので、

「あれ、釜石にいるかと思った」

なんて言われます。すみません。

いつもせわしなく帰ってくるのが、今回は東北道が

夜間工事で一部区間閉鎖していたのを理由に、

一関で一泊して中尊寺をぐるりみてきました。

釜石のことや、そんなあんなを、またアップして

いきたいと思います。

でもきっと、やっと今回分が紹介し終わったと思った頃、

また東北へ向かうんだなあ。

 

ジェットラグ(時差ぼけ)みたいなブログですが、

よかったら引き続きみてやってください。

…時折は、「ななめ前の畑」にもおります。