雪の遠野ふるさと村
1/22、遠野はこんなに大雪だったんです…。それでも200人以上の方々が、イベントに参加。
お客さんの中には、どんこ汁をハフハフすすりながら「釜石のどんこ鍋って見て、来たんだ〜。わたし釜石出身なのさ〜」と声をかけてくれる人も。うれしかったなあ〜(やっぱりこのごろ、ほとんど釜石人です…)。
福幸鍋まつり・2
どんこ鍋を煮立てているところ。今が旬のどんこ(エゾアイナメ。三陸沿岸でとれる根魚)。脂ののった白身がうまい! どんこの肝を煮込んだスープに、大根や人参、ゴボウ、ネギなどを入れて、お味噌や塩で味付け。体が温まります〜。(青い三角頭巾がわたし) 「NPO法人ねおす」の有原賢治君、お写真のご協力ありがとう!
遠野冬の味・福幸鍋まつり1/22
この日は釜石も朝から大雪……が、寒さを吹き飛ばすべく、朝から遠野まで遠征! 釜石東部漁協女性部有志の一員として(!?)、「遠野ふるさと村」のイベントで、どんこ鍋のおふるまいのお手伝い。このごろ、自分が何者なのかわからなくなることが多々……あるときは釜石人、あるときは宝来館の仲居さん、またあるときは……作家?
釜石東部漁協女性部有志のメンバーは、写真向かって左から、けいこさん、宝来館の女将さん、前川さん、しずこさん(そしてわたし)。さらにNPO法人ねおすの若者お二人、大雪の中のドライバーごくろうさま! 漁協ブース、美人ぞろいでしょ〜!
見よ、男たちのこの姿!
みそぎが終わった後の、すがすがしい顔。
「体は寒くないんですけど、足の裏がすっごくつめたくって…」
ごくろうさま! 思わず、手を合わせてしまうほど、神々しい姿。かっこいい。男って……いいなあ!
来年は波板海岸でできますよう……祈っています。
大槌神社・寒みそぎ3
その後、みなで海へ……。
参加した方々は、大槌だけでなく釜石の方もおられました。
多くのものを奪っていった海。でも、海があるからこそある浜の生活、わたしたち人間・人類。……始めは、見ているわたしも複雑な思いが頭をめぐっていましたが、男衆の気合い、凛とした姿を見ているうちに心がシンとしずまり……「無」の胸中。こういう行事はとてもたいせつだな……ほんものを見ることが、いちばんだいじなこった……。
この後、みなさん宝来館でお風呂に入り、ゆっくり体を温めていかれました。
大槌神社の寒みそぎ
今朝、宝来館の真ん前で行われた、大槌神社の寒みそぎ。
毎年、大槌の波板海岸で開かれていたそうですが、海岸の状況などをみても今年が開催がむずかしく、根浜海岸での開催になったとのこと。
みなさん、散らつく雪を吹き飛ばす勢いの、すごい気合い!
雪の根浜海岸
1/21、今朝は時折雪まじりのお天気。少し強く降ると、沖(湾の先)の方から白く煙ったようになって、雪・雲のカーテンが海にかかったよう。朝9時半、気温は0度前後? 肌にぴりっとくる寒さ。でも冬景色もいいもんだ…。