2011-11-16

以心伝心


畑仕事をしていたら、ふと、北海道の知り合いのことを思い出しました。一度しか会ったことがないのに、もうかれこれ4年くらい、お手紙で交流を続けているO.R.さん。被爆ピアノのコンサートで札幌を訪れたとき、お家におじゃまして三平汁をごちそうになったっけ……そのお味にびっくり仰天。素朴だけれど、魚と野菜のうまみたっぷりのあんなおいしい汁物、はじめてでした……。
このごろお便りしてないなあ…、いつも「北海道においで」と声をかけていただいているのに、なかなか行けないでいて……お手紙書こうかな、なんて思いながら家に戻ったら、なんと、そのO.R.さんからお手紙が! 人知の及ばぬ?ふしぎなタイミング・事象、第六感なのかなんなのかわかりませんが、わたしは断じて信じています。(わたしの日常、けっこうそういうことが多いのです) こういうのって、〈この人とつながってる〉って思える、えも言われぬひと時。
そんなことを思ってスキップしながら歩いていたら、近所で見つけた痛そうなサボテン君も、かわいく見えてきました。What's a wonderful day today!





2011-11-13

上品な晩秋の香り


玄関先で、そこはかとなく香る、やさしい香り。ジャスミンは全部切っちゃったし、ウチにキンモクセイはないし…? なんだなんだ??
まさかと思って鼻を近づけたら、オー、これだったのね! 答えはヒイラギの花。
本で調べたら……ヒイラギはモクセイ科だったのね。そういえば、樹形・花の形も似てる(色は違うけれど)。でも、キンモクセイよりしずかで上品な香り。今まで気づかなかったなあ〜。11月中旬・冬が近づく香り……記憶しておこう。



2011-11-12

これが虎舞です


写真を整理していて、ふと目に留まったのがこの1枚。今年9月13日、岩手の釜石市鵜住居(うのすまい)地区、鵜住神社の前で舞われた〈虎舞〉(鵜住居青年会)と、それを見る子ども達。
偶然に車で通りかかったのですが、この日と翌9月14日は鵜住居神社のお祭りだったとのこと。高台にある神社の前は、津波の被害で建物もほとんどなくなってガランとしていましたが、勇ましい太鼓の響きに吸い寄せられるように、少しずつ少しずつ人が集まり、しばしこの虎舞に見とれていたのでした。
子どものこの真剣な表情。復興のだいじな第一歩。〈まつり〉はkey wordになるような気がします。ああ……釜石がなつかしい……気持ちはすっかり釜石人。



2011-11-10

生姜の収穫、したはいいけど…


ちょっと遅くなってしまいましたが、ショウガの収穫。
大して手をかけなかったにしては(ちょっと痩せ気味だけど)まあ、よくここまで育ったな…と。まだまだいっぱいあります。
でも途中で他の作業にのめり込み(草刈り)、収穫物を家に持って帰るのを忘れ、ハッと思って翌日見たら……なんと、水分がすっかりぬけ、ショボショボに…。いっそのこと、乾燥ショウガにしちゃう…?
なんだか、いつもどこか抜けている自分に、力なく笑ってしまう日々。



2011-11-10

本を東北の子ども達へ・3


今日、やっとやっと、第2便(本)を岩手・釜石市の平田(へいた)小学校へ贈ることができました。できれば絵本を……というご要望もあり、児童文学者協会で協力していただいた絵本もたくさん詰めて、ゆうパックでmailed!
平田小は、わたしの親せきのぼっちゃま・Haru君も通っている学校(震災で被災、引っ越した先で、この学校へ入学することに)。バリエーション豊かなたくさんの絵本、楽しんでくれるとうれしいな〜。



2011-11-09

庭に巨大菜っ葉


なんか、菜の花系のが育ってるな〜(9月後半)
コマツナかな〜? (10月中旬)
あれ、葉っぱが妙に厚いぞ〜!?(10月中下旬)
根元の茎が、すごくりっぱ〜??(11月初旬)
おばけチンゲンサイだー??! (今)
す、すごい、高さが50cmくらいに育ってます。
ずっと前に、種取りするために干しておいたチンゲンサイの種がこぼれて、秋に発芽したのかも。それにしても、たった一株! すごい生命力。畑でつくるより立派だぞ? しかし…庭にポコッと生えているのは、いささかふしぎな光景です…。
(採って食べちゃうのがもったいなくて、そのまま放ってあります…。ウチの庭はそんなのでいっぱいで… おしゃれな庭には、ほど遠い……トホホ。いや、風流か…?)




2011-11-08

本を東北の子どもたちへ・2


さらに本のリスト、寄贈者のリストをつくり、時海結似さんから寄贈を受けたレターセット(かわいい便箋、封筒、切手のセット)を入れて、さあ梱包。やっと昨日11/7、岩手県釜石市の白山小学校と鵜住居小学校に発送しました。子どもたちがよろこんでくれることを願って……そして、本が子どもたちに、元気や笑いや勇気を与えてくれることを願って……。
▼若月としこさんが、この活動のHPを作成してくださっています。(上のタイトルのところをクリックしても見られます)http://www2.ocn.ne.jp/~wakatuki/main.html#1,0



2011-11-08

本を東北の子どもたちへ・1


夏前から動き始めた、今回の震災の小さな支援活動・〈本でつながろ! 子どもとみんな プロジェクト〉。本を書く身として、なにかできないかと考えて……津波で被害にあった学校や園などに、著者本人からの応援メッセージを添えた本をプレゼントしよう、と、気持ちを同じくする方がたの協力をいただいて、少しずつ進めていました。(10月には、岩手県大船渡市出身の若月としこさんが、一足先に大船渡市内の小学校に本を贈ってくださいました)
言い出しっぺのわたしの方が、バタバタしていてなかなか進まず……先週、お隣町にお住まいの芝生田ますみさんにお声をかけてお手伝いいただき、ようやく準備完了。
▲左はプロジェクトのロゴマーク。イラストレーターのニシノミサさんと、デザイナーのnetz.incさんにご協力いただいて、かわいいロゴができました。これでステッカーをつくり、本にペタッ。作業中の芝生田さんです。感謝感謝!



2011-11-08

津波防災シンポジウムへ 11/5


11/5、都内で開かれた「津波防災シンポジウム」に参加してきました。p.m.1:30開場、2:30開会、入場無料(先着400名)とあったので、時節がら、ものすごい人で入れないと困る! と思い、11時すぎに会場へ……。
スタッフとおぼしき人に、「混んで入れないといけないので、整理券とかないですか!?」と聞くと、「??」という反応。
その表情を見て、ハタと我にかえりました。そりゃそうだ、アイドルのコンサートじゃないし、そんなに早く来たって……!(苦笑) ということで、喫茶店で時間をつぶし、定刻に会場に行きました。(余裕で入れました……)
      *     *     *
さて、今年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」。15条で、広く津波対策についての理解と関心を深めるため、〈11月5日を津波防災の日と定め、国及び地方公共団体は、その趣旨にふさわしい行事を実施すること〉……とうたわれています。これは「稲むらの火」のストーリーでも知られる、1854(安政元)年11月5日に発生した安政南海地震・津波から村人(和歌山県広川村)を守った浜口梧陵のエピソードから、この日を決めたとのこと。とてもだいじなことだと思います。ほんとうはこういう記念日がなくてもしっかり意識すべきことですが、悲しいかな、人間は忘れやすいですから……。
シンポは、「稲むらの火」の語りあり、被災地からの報告あり、パネルディスカッションあり……充実した内容でしたが、中でも3.11の大津波で600人からのいのちを守りきった、岩手県釜石市・鵜住居地区の子どもたちの行動・その背景を探る内容が、じっくりと紹介されました。……この鵜住居の子たちとは、わたしも春以来ずっと交流しているので、一人一人の顔が思い出されて、胸がじんわり。経験を伝えることのだいじさ、ヒシと感じました。よし、わたしもがんばっぺー! 釜石東中の斉藤先生、発表ごくろうさまー! 司会の国崎さん、基調講演の片田先生も、おつかれさまでしたー!



2011-10-30

意外とおいしい姫リンゴ


受粉の相性がよいということで、紅玉といっしょに買った、姫リンゴの苗。今年はけっこう豊作でした。ほとんど実が落ちてしまっていたものの、よく見たら、いけるいける、全然だいじょうぶ。虫のご飯になってしまったものはそのままにしておき、これだけ拾いました。(ちなみに、去年は4〜5個なったのに、赤くなる前に大風で全部落下の残念賞)
 〈姫・ひめ〉というくらいだから、もっと小粒なのかと思っていたら、1個4〜5cmもあって意外とbig。果物ナイフでクルクルっと向いて、お口にポイッ。食後のデザートにぴったりでした。超完熟で、なんだか、買ったリンゴよりおいしいぞ?