2011-10-30

母手作りの腕抜き


裁縫は、時間があればやりたいのだけれど、その時間が……。(いや、理由はほかにあります…)
母に頼んでおいたら、着なくなった長袖のシャツなどを利用して、かわいい腕抜きをつくってくれました。いくら畑仕事とはいっても、多少はカラフルでおしゃれにしないと、ね。…自戒の念を込めて。
でも、腕抜き一つで気分が変わるっていうのも、人の気持ち(自分の気持ちですが)って、おもしろいもんだと思います。やっぱり身だしなみは、だいじか〜。



2011-10-30

やっと3つなった柿


たしか作春、畑のすみに植えた次郎柿の苗。春以来のあたふたで、全然見ていなかったら、なんと3つ実ってたー! 桃栗三年柿八年と言われるのに、2年めで〜!? (苗を買ったときに、すでに3年くらいたっていたのかも?)果物では柿がいちばん好きなわたしにとっては、たかが3つ、されど3つ。
ちなみに、この苗は、旦那の出身地・静岡県森町で購入したもの。森町は、次郎柿発祥の地なんです。歴史をひもとくと……江戸時代の後期、現在の静岡県周智郡森町に住んでいた松本治郎吉さんが、近くを流れる太田川のほとりで見つけた幼苗を自宅にもって帰って育てたのが、そもそもとか。
さて、昨日、いちばん熟れているのを一つ、二人で分けていただきました。まだ甘さは薄いけれど、シコッとしてうまい! この木の第一号の実りをいただけたことは、何とも言えずありがたい気分でした。
▲それにしても、草ボウボウ……。もはや畑ではなく、荒れ野です。



2011-10-27

秋の東北、しみじみ


この1ヶ月ほど、走りっぱなしでフーフー言ってました。
岩手の釜石へ1週間ほど出かけた後、つぎは神戸・広島へ1週間。帰ってきてからまた釜石へ…。その合間に編集の仕事をダーッと……。
ワー、畑も家も草ボウボウ。ナスは枝の下で20cmくらいになって、種取り用みたいになってるし、唐辛子は赤みが抜けて、茶色でスカスカ、姫リンゴも枝から落ちて、秋の虫のごはんに……。
「ななめ前」が基本なのに、足元がグラついている……と猛省。やっと仕事が一段落したので、今日から再び畑へ出はじめました。
しかし、ああ……走り回っていたのは今に始まったことではなく、夏前から。白菜も、大根も種を播けずにいて、他所の畑の、大きく育った苗を見て、絶句。どうしよう……。ダメもとで種をまくか〜、葉っぱが食べられるだけでもいいし。それと、母に苗をいくつかもらおう…。
あ、でも放っておいたのに、アズキだけは豊作みたいです。
▲写真は、10月中旬、岩手・遠野周辺の風景。やっぱり、日本の秋って感じがするなー。



2011-09-10

紅玉第1号、やっと... !


去年早春に植えた3本のリンゴの木。1本は紅玉。家で採れたリンゴでリンゴパイがつくりたい...という密かな野望で。しかし去年は0。ま、仕方ない。
で、今年は...やっと、やっと1個がなりました! 先日の台風の大風にもめげず、がんばった、かわいいかわいい紅玉ちゃん。明日こそ、もぎっていただこう。リンゴパイは、来年に持ち越して。
でも明日の朝畑へ行ったら、カラスがつっついちゃってる、なんてことないよねえ....? 今晩は、それが心配でねむれなそう....(いや、毎夜のごとくぐっすりだな、ハイ)。下は1週間前の写真。こんなに真っ赤になりました。かわいい。



2011-09-10

円盤のような花オクラ!


夏の疲れが出たのか、ずっとグッタリ。おまけに風邪をひいてしまい、体がダル........という9月前半でした。急な仕事も舞い込み、PCにかじりつき。
先日、ふと窓から外をながめると、このお花!? びっくりして、あわててカメラを持って外に飛び出ました。
直径20cmはある、花オクラ。やさしい、やわらかいきれいな黄色。真っ青な空に映えました。カメラにおさめて、ふと。……あたし、何日空を見ていなかったんだろう......? オクラの花が、だいじなことをおしえてくれました。 



2011-08-25

ミニお話会 @幸茶店・地元


8月は前半からずっと出かけ続きでした。静岡〜岩手・釜石〜福島・いわきetc。ここ数日涼しくなり、さすがに疲れが出たのか少しバテ気味...でしたが、今日も一日、本の情報収集やいろいろで都内を歩き回ってきました。
さて、先日8/20、地元(埼玉県鴻巣市)のカフェ・幸茶店で開いていただいた小さなお話会で、〈絵本の朗読〉や〈絵本ができるまで〉の作業の様子、また〈東日本大震災・現地の様子+スライド上映〉などをお話させていただきました。中学卒業以来久しぶりに会った友達、小学校の恩師の奥様、ご近所の方、母とそのお友達、お知らせを見て寄ってくださった方など20人ほどが寄ってくださり、気兼ねなくお話できたせいか2時間があっという間。
今回は、絵本・取材にまつわる写真の他、絵本『海をわたったヒロシマの人形』の原画の展示も、画家・牧野鈴子先生のご協力で実現しました。8/27までの展示なのであと2日しかありませんが、ご近所の方、もしお時間があったらのぞいてみてくださいね。幸茶店のhot生姜tea、おいしいです!





2011-08-06

ヒロシマを思う


今日は、わたしにとって特別な日。6年前の小さな出会いが少しずつ広がり、ヒロシマに生きる人たちと、濃く深くおつき合いするようになりました。気がつけば、ヒロシマを題材にした絵本が3冊も...。
今年は、家の事情でどうしても行くことができませんでしたが、記念式典が終わった時刻、この写真の宇根利枝さんや、お世話になっている方々と、電話で話をしました。
以下は、明日、その知人たちがヒロシマで開く小さなコンサートに、わたしが寄せたことばの一説です。今の気持ちです。(8/7:想いを伝えるコンサート)

 ......今から66年前に原爆が落とされたヒロシマ。75年は草木も生えないと言われたヒロシマやナガサキが、人々の汗と涙と、生きようとする力でこれだけ復興したように、東北もきっと再生すると、わたしは信じたい...

 今、わたしたちは何を選び、どう生きるかを問われています。その答えを導きだすヒントは、もしかしたらこのヒロシマにあるように、思います。いのちの重さを、だれよりも、どこよりも知っているヒロシマ。みなさんの思いを、どうぞご家族に、友人に、そして社会に伝えていってください。わたしも、共に歩みます。 さあ、みんなで生きっぺ、がんばっぺ!    2011.8.6  指田 和




2011-07-19

今ごろジャガイモ掘りを...


やっと、やっとのことで、ジャガイモ掘り。この炎天下、もしかしたら土の中で腐っちゃってたらどうしよう....と恐る恐る茎を引っぱると....。Wow! 思ったより良いジャガイモが、コロコロ、ゴロゴロ。
夜には、採れたてで肉じゃがをつくりました。
さて、7/19(火)から再び岩手・釜石へ。あの子に会える、この子にも会える、なつかしい........といっても2週間ぶりなんですが。でもそのくらい、気持ちが東北へ飛んでいます。この間撮った写真もプリントして、子ども達にプレゼントする予定。果てさて、どんな反応が見られるか、今から楽しみ。ウフフ!



2011-07-17

つづき キリリ! ヤブカンゾウ


水生昆虫watchingの道具をセットしたすぐそばに、こんな美しいヤブカンゾウが。ハー、思わずため息が出ちゃいます。自然の創造物、すごい。しばらく眺めて、ちょっと得した気分になったのでした。



2011-07-17

つづき 川虫オンパレード


うひゃーっ、大収穫! 
ネットにびっしり、カメラの上にも、帽子の上にも、わたしの腕にも、虫がいっぱい。蚊にさされるのはがまんですが、こうして虫達を見ていると、なかなかきれいなもんなんです。向かって右の白い羽がカゲロウ(mayfly)、左の触覚の長いのがトビケラ(caddis)。川がものすごく汚れてしまったら、彼らだって住むことはできないのです。
このあと、帰り際にここで天然の平家ボタルを見ることができました。ほわ〜っ、ぽわ〜っと瞬くほのかな光。ああ、日本の夏。