2011-11-08

本を東北の子どもたちへ・2


さらに本のリスト、寄贈者のリストをつくり、時海結似さんから寄贈を受けたレターセット(かわいい便箋、封筒、切手のセット)を入れて、さあ梱包。やっと昨日11/7、岩手県釜石市の白山小学校と鵜住居小学校に発送しました。子どもたちがよろこんでくれることを願って……そして、本が子どもたちに、元気や笑いや勇気を与えてくれることを願って……。
▼若月としこさんが、この活動のHPを作成してくださっています。(上のタイトルのところをクリックしても見られます)http://www2.ocn.ne.jp/~wakatuki/main.html#1,0



2011-11-08

本を東北の子どもたちへ・1


夏前から動き始めた、今回の震災の小さな支援活動・〈本でつながろ! 子どもとみんな プロジェクト〉。本を書く身として、なにかできないかと考えて……津波で被害にあった学校や園などに、著者本人からの応援メッセージを添えた本をプレゼントしよう、と、気持ちを同じくする方がたの協力をいただいて、少しずつ進めていました。(10月には、岩手県大船渡市出身の若月としこさんが、一足先に大船渡市内の小学校に本を贈ってくださいました)
言い出しっぺのわたしの方が、バタバタしていてなかなか進まず……先週、お隣町にお住まいの芝生田ますみさんにお声をかけてお手伝いいただき、ようやく準備完了。
▲左はプロジェクトのロゴマーク。イラストレーターのニシノミサさんと、デザイナーのnetz.incさんにご協力いただいて、かわいいロゴができました。これでステッカーをつくり、本にペタッ。作業中の芝生田さんです。感謝感謝!



2011-11-08

津波防災シンポジウムへ 11/5


11/5、都内で開かれた「津波防災シンポジウム」に参加してきました。p.m.1:30開場、2:30開会、入場無料(先着400名)とあったので、時節がら、ものすごい人で入れないと困る! と思い、11時すぎに会場へ……。
スタッフとおぼしき人に、「混んで入れないといけないので、整理券とかないですか!?」と聞くと、「??」という反応。
その表情を見て、ハタと我にかえりました。そりゃそうだ、アイドルのコンサートじゃないし、そんなに早く来たって……!(苦笑) ということで、喫茶店で時間をつぶし、定刻に会場に行きました。(余裕で入れました……)
      *     *     *
さて、今年6月に制定された「津波対策の推進に関する法律」。15条で、広く津波対策についての理解と関心を深めるため、〈11月5日を津波防災の日と定め、国及び地方公共団体は、その趣旨にふさわしい行事を実施すること〉……とうたわれています。これは「稲むらの火」のストーリーでも知られる、1854(安政元)年11月5日に発生した安政南海地震・津波から村人(和歌山県広川村)を守った浜口梧陵のエピソードから、この日を決めたとのこと。とてもだいじなことだと思います。ほんとうはこういう記念日がなくてもしっかり意識すべきことですが、悲しいかな、人間は忘れやすいですから……。
シンポは、「稲むらの火」の語りあり、被災地からの報告あり、パネルディスカッションあり……充実した内容でしたが、中でも3.11の大津波で600人からのいのちを守りきった、岩手県釜石市・鵜住居地区の子どもたちの行動・その背景を探る内容が、じっくりと紹介されました。……この鵜住居の子たちとは、わたしも春以来ずっと交流しているので、一人一人の顔が思い出されて、胸がじんわり。経験を伝えることのだいじさ、ヒシと感じました。よし、わたしもがんばっぺー! 釜石東中の斉藤先生、発表ごくろうさまー! 司会の国崎さん、基調講演の片田先生も、おつかれさまでしたー!



2011-10-30

意外とおいしい姫リンゴ


受粉の相性がよいということで、紅玉といっしょに買った、姫リンゴの苗。今年はけっこう豊作でした。ほとんど実が落ちてしまっていたものの、よく見たら、いけるいける、全然だいじょうぶ。虫のご飯になってしまったものはそのままにしておき、これだけ拾いました。(ちなみに、去年は4〜5個なったのに、赤くなる前に大風で全部落下の残念賞)
 〈姫・ひめ〉というくらいだから、もっと小粒なのかと思っていたら、1個4〜5cmもあって意外とbig。果物ナイフでクルクルっと向いて、お口にポイッ。食後のデザートにぴったりでした。超完熟で、なんだか、買ったリンゴよりおいしいぞ? 



2011-10-30

母手作りの腕抜き


裁縫は、時間があればやりたいのだけれど、その時間が……。(いや、理由はほかにあります…)
母に頼んでおいたら、着なくなった長袖のシャツなどを利用して、かわいい腕抜きをつくってくれました。いくら畑仕事とはいっても、多少はカラフルでおしゃれにしないと、ね。…自戒の念を込めて。
でも、腕抜き一つで気分が変わるっていうのも、人の気持ち(自分の気持ちですが)って、おもしろいもんだと思います。やっぱり身だしなみは、だいじか〜。



2011-10-30

やっと3つなった柿


たしか作春、畑のすみに植えた次郎柿の苗。春以来のあたふたで、全然見ていなかったら、なんと3つ実ってたー! 桃栗三年柿八年と言われるのに、2年めで〜!? (苗を買ったときに、すでに3年くらいたっていたのかも?)果物では柿がいちばん好きなわたしにとっては、たかが3つ、されど3つ。
ちなみに、この苗は、旦那の出身地・静岡県森町で購入したもの。森町は、次郎柿発祥の地なんです。歴史をひもとくと……江戸時代の後期、現在の静岡県周智郡森町に住んでいた松本治郎吉さんが、近くを流れる太田川のほとりで見つけた幼苗を自宅にもって帰って育てたのが、そもそもとか。
さて、昨日、いちばん熟れているのを一つ、二人で分けていただきました。まだ甘さは薄いけれど、シコッとしてうまい! この木の第一号の実りをいただけたことは、何とも言えずありがたい気分でした。
▲それにしても、草ボウボウ……。もはや畑ではなく、荒れ野です。



2011-10-27

秋の東北、しみじみ


この1ヶ月ほど、走りっぱなしでフーフー言ってました。
岩手の釜石へ1週間ほど出かけた後、つぎは神戸・広島へ1週間。帰ってきてからまた釜石へ…。その合間に編集の仕事をダーッと……。
ワー、畑も家も草ボウボウ。ナスは枝の下で20cmくらいになって、種取り用みたいになってるし、唐辛子は赤みが抜けて、茶色でスカスカ、姫リンゴも枝から落ちて、秋の虫のごはんに……。
「ななめ前」が基本なのに、足元がグラついている……と猛省。やっと仕事が一段落したので、今日から再び畑へ出はじめました。
しかし、ああ……走り回っていたのは今に始まったことではなく、夏前から。白菜も、大根も種を播けずにいて、他所の畑の、大きく育った苗を見て、絶句。どうしよう……。ダメもとで種をまくか〜、葉っぱが食べられるだけでもいいし。それと、母に苗をいくつかもらおう…。
あ、でも放っておいたのに、アズキだけは豊作みたいです。
▲写真は、10月中旬、岩手・遠野周辺の風景。やっぱり、日本の秋って感じがするなー。



2011-09-10

紅玉第1号、やっと... !


去年早春に植えた3本のリンゴの木。1本は紅玉。家で採れたリンゴでリンゴパイがつくりたい...という密かな野望で。しかし去年は0。ま、仕方ない。
で、今年は...やっと、やっと1個がなりました! 先日の台風の大風にもめげず、がんばった、かわいいかわいい紅玉ちゃん。明日こそ、もぎっていただこう。リンゴパイは、来年に持ち越して。
でも明日の朝畑へ行ったら、カラスがつっついちゃってる、なんてことないよねえ....? 今晩は、それが心配でねむれなそう....(いや、毎夜のごとくぐっすりだな、ハイ)。下は1週間前の写真。こんなに真っ赤になりました。かわいい。



2011-09-10

円盤のような花オクラ!


夏の疲れが出たのか、ずっとグッタリ。おまけに風邪をひいてしまい、体がダル........という9月前半でした。急な仕事も舞い込み、PCにかじりつき。
先日、ふと窓から外をながめると、このお花!? びっくりして、あわててカメラを持って外に飛び出ました。
直径20cmはある、花オクラ。やさしい、やわらかいきれいな黄色。真っ青な空に映えました。カメラにおさめて、ふと。……あたし、何日空を見ていなかったんだろう......? オクラの花が、だいじなことをおしえてくれました。 



2011-08-25

ミニお話会 @幸茶店・地元


8月は前半からずっと出かけ続きでした。静岡〜岩手・釜石〜福島・いわきetc。ここ数日涼しくなり、さすがに疲れが出たのか少しバテ気味...でしたが、今日も一日、本の情報収集やいろいろで都内を歩き回ってきました。
さて、先日8/20、地元(埼玉県鴻巣市)のカフェ・幸茶店で開いていただいた小さなお話会で、〈絵本の朗読〉や〈絵本ができるまで〉の作業の様子、また〈東日本大震災・現地の様子+スライド上映〉などをお話させていただきました。中学卒業以来久しぶりに会った友達、小学校の恩師の奥様、ご近所の方、母とそのお友達、お知らせを見て寄ってくださった方など20人ほどが寄ってくださり、気兼ねなくお話できたせいか2時間があっという間。
今回は、絵本・取材にまつわる写真の他、絵本『海をわたったヒロシマの人形』の原画の展示も、画家・牧野鈴子先生のご協力で実現しました。8/27までの展示なのであと2日しかありませんが、ご近所の方、もしお時間があったらのぞいてみてくださいね。幸茶店のhot生姜tea、おいしいです!