2011-06-19

新聞を読むカエル?


夜のこと。晩ご飯の用意をしていると、リビングで「えっ、カエル?」と相方の声。「はあー?」パタパタと駆けつけると、おやおやっ、カエルが新聞を読んでる? 捕まえようと手を伸ばすと、ピョーン、ピョーンと跳び回り、赤いパックによじ登ったり、椅子の上に乗っかったり。
躍起になって、手でギュッと握ってはかわいそう。で、我が家では必需品(仕事道具)の捕虫網でそっとすくい、外へポーン。
日中、庭の手入れで窓を開けていたときに、迷い込んできたのかな? 特別カエルが好きな訳ではないのですが.....深い縁があるような気がしてなりません。そういえば、子どもの頃みていたアニメ「ど根性ガエル」のピョン吉、大好きでした...。



2011-06-17

やっと完成! 絵本


昨日、出版社から完成した絵本がようやく届きました。宅配便の箱を開けるまで、ドキドキ........。色校正で(一枚紙の状態で)中身は何度も見てはいますが、本の形で見るのは、気持ちが全然ちがいます。「ああ、やっとできたんだ......!!!!」この2年間のいろいろが思い出され、ウルウルしてしまいました。テキサスのナンシーやビル、自分たちの姿が日本の絵本に描かれて、どんなふうに思うだろう? 「似てる!」と言って、喜んでくれるかな!? 本当に、ダラスまで抱えて持って行きたいくらいです。
書店では、6月末から店頭に並ぶそうです。このHPの「お店」でも販売しますので、もしご興味のある方はのぞいてみてください(絵本の発送は、6月末からになる予定です)。



2011-06-16

ナンシーとビル テキサスにて


赤いジャケットのナンシーさんと、息子のビルさん。ナンシーさんが、長年大切に保管していた人形をヒロシマへ送ることを決めたのは、このビルさんのアドバイスがあったからでした。
母を思う息子、息子を思う母。互いを尊重し、よい距離を持ちつつ芯のところでしっかり理解しあっている親子。「家族」のすばらしさをしみじみ感じたテキサス行きでもありました。今ではわたしもその家族の一員に入れてもらった気分で、時折テキサスにメールしたり電話しています。



2011-06-14

ブルーボンネットの花


ブルーボンネットは、ルピナスの一種。テキサスの原野に咲く鮮やかな青、目にしみました。ブルーボンネットには、ネイティブ・アメリカンたちの間に伝わる昔話(いわれ)があります。今年1月、ワシントンDCへ出かけたとき、書店でそのことが描かれた絵本をみつけて、思わずWow! の衝動買い。お話については、また後ほど...。それにしても美しい色! 絵本の中にも、この花がさり気なく描かれています。



2011-06-14

テキサスのナンシーさん


人形を大切に保管してくれていたのが、このNancy Meadersさん。人形を入れていた真っ赤な箱は、当時(1946年)のお菓子の箱だったそう。17才のNancyさんは、おばあさんからもらったお気に入りのハンカチに人形をくるみ、箱に入れて保管していたのです。
ドライブの途中、Nancyさんは道沿いに咲いている鮮やかな青い花を見て、「カズ、あれがテキサスの州花のブルーボンネットよ」と、教えてくれました。ナンシーさんの大好きな花。その日のナンシーさんの服装もブルーで統一されて、ナチュラルですてきでした。大好きなワンショットです。



2011-06-13

絵本・人形


この赤い手縫い風の着物を着た人形が、2009年6月~約1年にわたり、新着資料展として、広島平和記念資料館に展示されていた人形です。両手にすっぽり入ってしまうほどの大きさ。わたしには、小さな女の子のもの(おままごと遊びなどにつかう着せ替え人形)のように思えました。
左下は、この人形を60年以上にわたって大切に持っていたテキサス在住の女性(ナンシーさん)が、人形を保管していた箱。昨年4月に取材に出かけた折、彼女から託されたものです。
60年以上にわたるヒロシマとアメリカに関わるストリーを、絵本(30pagesほど)でまとめるにはどうしたらよいか......書いては悩み、悩んでは書き直しの日々でしたが、編集のHamaさんの適切なアドバイス、取材でお世話になった資料館、テキサスのご家族やたくさんの子どもたちの笑顔に気持ちを奮い立たせ、なんとか完成にこぎつけました。 I wanna fly to Texas...... 今目の前のいくつかのことが片付いたら、かならず行こうと思っています。



2011-06-12

新しい絵本がもうすぐ


この2年かけて、取材・執筆をしていた新しい絵本がようやくできあがります。一つの小さな人形が、ヒロシマとアメリカを結ぶ(二つの国の心と心をむすぶ)内容です。ここまでこぎつけるのに紆余曲折ありましたが、もうそんなことは忘却の彼方......というより、よい想い出。わたしの文章は差し置いて、とにかく絵がすばらしいんです(絵/牧野鈴子先生)。機会があったらぜひながめてください(発刊は6月末。文研出版)。
このヒロシマの人形や、テキサスで取材させていただいた方などの情報は、これから少しずつ紹介していきたいと思います。1冊つくるのに足掛け2年...もう少し器用に仕事がこなせればよいのですが、まあ、これも仕方ないことか...。絵本に、その深さが出ていたらよいのですけれど。



2011-06-11

ちょっと風流 綿とあやめ


庭のミニ池にアヤメが咲き、なんともいい感じ。脈絡はないのですが、去年育てた綿花をアケビの籠に入れて、軒先につるして......オー、なかなか。
この籠は、大学時代の恩師から10年以上前にいただいたもの。退職されてから伊豆の山中に引っ越し、山歩き・山菜採り・おまけにアケビの蔓の籠づくりににも目覚め、手習いにつくったものを「こんな物だけど、使う?」といただいたのです。
緑に白が映えて、きれいだなー。籠もぴったり。煩わしいことが多い現世ですが、しばし心に涼風が吹いたような......。スッキリ生きたいものです。



2011-06-10

キンセンカ


畑の一角にお花畑コーナーをつくり、試しにいろいろ育てています。この5〜6月はキンセンカが満開。親類や、「きれいねー」「よく咲いてるわねー」と声をかけたくれたご近所の方々に、「ちょっとですけど、どうぞ!」とお裾分け。相手もこちらもにっこり笑顔。明るい華やかな色からは、パワーをもらいます。
今はこのとなりに、ヒマワリが育ち中。幼苗時には夜盗虫や根切り虫にだいぶやられましたが、それでも100本程は咲くかな...? それを楽しみに、今日も朝から草取りに...。



2011-06-09

空が広い田んぼ 


こちらは荒川土手沿いの田んぼ。補植作業中(田んぼの四隅など、機械が苗を植えられなかったところを補う作業)の母です。ここの水路には、タニシびっしり、メダカも群れをなしています。春先にはトノサマガエルの卵塊も見つけてびっくり。
すっきり晴天の日は、この田んぼで農作業をしていると空が広く感じてなんとも気持ちいいんです。