アート!
昨日は諸々の用で表参道へ。行きにブラブラ。こんなディスプレイを見つけました。wow! 帰りは渋谷へ向かってテクテク。思わぬ出会いとお買い物、そしてちょっと欲張って上映が始まったばかりの映画「マーラー」を(大好きな「バクダット・カフェ」の監督ということで)。artな一日、充実。
書きたいテーマやいろんな企画、頭の中で考えるだけではなく、足で稼いで目で見て肌で感じて、とにかく吸収吸収。
目に映るものみんな美しくて
庭に出てはパシャ、畑に行ってはパシャ、空を見てはパシャパシャ、他所のお宅でごちそうになってもパシャパシャパシャ...カメラが放せないこのごろです。
昔、ある人に言われたことがあります。「物を見て、きれいだなとか、素敵だなと思って心に響いたら、その気持ちを持ちながらシャッターを押しなさい」と。「それをなんで美しいと思ったのか、何に心を動かされたのか、自分の心に確認しておくといいよ」とも。
普段そこまで思ってシャッターを押しているかと問われると返事に窮しますが、でも、思わず「わーっ、すてきー!」とつぶやきながら撮っているのは確か。中でもやっぱりnatureと人の笑顔、撮るのが好きです。
里芋ちゃん、ありがとう
去年、畑の里芋はさんざんでした。猛暑に加え、大きな芋虫がバリバリ葉っぱを食べてしまい、秋にはしょぼくれた茎が残るばかり。芋はできていないと思い込み、そのまま放ったらかしに。
ところが連休前、そこをミニトラクターで耕そうとしたら、大きな里芋がゴロゴロ。えっ、実は大収穫だった!? 昨春、籾殻をたっぷりまいて耕しておいたせいか、土もフカフカ、お布団状態で里芋を冬の霜から守ったみたいです。その里芋を種芋にして、4/27に植えました。28日にはショウガも。自家製堆肥もしっかり鋤き込んで、今年は根もの野菜、気合い入れて育てます!
新しい絵本が6月に
昨年の今ごろ、わたしはアメリカのテキサス州ダラス近郊にいました。ヒロシマとアメリカを舞台にした絵本の取材のために。小さな人形が二つの国を結ぶお話です。
ナンシー・ミーダーズさん(赤いジャケットの女性)とそのご家族にお目にかかり、ヒロシマや原爆のこと、互いの国や文化について語り合ったり、いっしょにご飯を食べたり、ドライブしたり.....充実した時間をすごしました。取材というより、互いを理解しようと気持ちが寄り添うような、あたたかな時間でした。
その絵本が、ようやく6月半ば過ぎに出版されます。一足先に見せていただいた挿絵も、ため息が出るようなすてきな絵。...詳細は、改めて後ほどご紹介しますね。左下が、その人形です。
手づくりイチゴジャム
その吉見のイチゴで、仕事の合間にジャムづくり。丸一日、家の中がイチゴの香りでムンムン。しかしほんの一瞬、仕事に熱中した数分の間に妙な匂いが.......アアッッ、焦げた....!? 一度に二つのことはできないわたしでした。でも、スモーキーなジャムもなかなかです。
かがやくイチゴ @ 吉見町
3〜4月、仕事でお隣の吉見町(埼玉県比企郡)へ度々出かけていました。
ここは知る人ぞ知る「いちごの町」。年末〜翌年5月連休にかけて、メイン街道沿いの所々にイチゴハウス?(農家のお母さんお父さんが売る直売所)が開店します。車を降りて店先に入って行くと....朝摘みイチゴの甘い香りがプ〜ン。
特別ふっくら、おいしいイチゴをおつくりの、あるお店で大粒を2パック、ジャム用に小粒を4パック購入。車の中も、甘い香りでむせ返るほど。イチゴは栽培・収穫に手間のかかる農作物。それを思えばこのお味で1パック500円とはお買い得。おばちゃん、また行きますねー! (写真は小粒イチゴ)
岡本太郎展 @ 東京国立近代美術館
昨日は所用で表参道へ出かける途中で竹橋へ。気になっていた「生誕100年 岡本太郎展」。節電の影響で午後4時閉館とのこと。2時過ぎに着いたので慌てましたが、1時間半でも十分堪能できました。
岡本さんというと、やっぱり「芸術は爆発だ」のCMや万博の「太陽の塔」が強烈な印象に残っていますが、戦前のパリ時代や戦後(中国から復員後)間もないころの作品(油彩)はまただいぶ趣が違い、時代の闇の中で必死に何かを探し、抵抗しているような、強烈な緊張感が感じられました。後半の絵でハッとしたのは、第五福竜丸事件に触発されて描いた「燃える人」や、原爆がモチーフになった「明日の神話」など。絵の大きさを見ただけでも、頭をガーンと一発なぐられたような衝撃。今回の展示のkey wordsは「対決」「ノー(No)」。安易に迎合せず、自分を貫く.....物づくりの原点、「お前はどうなんだ!?」と、あの大きな目玉でにらまれたような気がしました。
写真の左下は、今回の図録の表紙。お気に入りです。