新しい絵本がもうすぐ
この2年かけて、取材・執筆をしていた新しい絵本がようやくできあがります。一つの小さな人形が、ヒロシマとアメリカを結ぶ(二つの国の心と心をむすぶ)内容です。ここまでこぎつけるのに紆余曲折ありましたが、もうそんなことは忘却の彼方......というより、よい想い出。わたしの文章は差し置いて、とにかく絵がすばらしいんです(絵/牧野鈴子先生)。機会があったらぜひながめてください(発刊は6月末。文研出版)。
このヒロシマの人形や、テキサスで取材させていただいた方などの情報は、これから少しずつ紹介していきたいと思います。1冊つくるのに足掛け2年...もう少し器用に仕事がこなせればよいのですが、まあ、これも仕方ないことか...。絵本に、その深さが出ていたらよいのですけれど。
ちょっと風流 綿とあやめ
庭のミニ池にアヤメが咲き、なんともいい感じ。脈絡はないのですが、去年育てた綿花をアケビの籠に入れて、軒先につるして......オー、なかなか。
この籠は、大学時代の恩師から10年以上前にいただいたもの。退職されてから伊豆の山中に引っ越し、山歩き・山菜採り・おまけにアケビの蔓の籠づくりににも目覚め、手習いにつくったものを「こんな物だけど、使う?」といただいたのです。
緑に白が映えて、きれいだなー。籠もぴったり。煩わしいことが多い現世ですが、しばし心に涼風が吹いたような......。スッキリ生きたいものです。
キンセンカ
畑の一角にお花畑コーナーをつくり、試しにいろいろ育てています。この5〜6月はキンセンカが満開。親類や、「きれいねー」「よく咲いてるわねー」と声をかけたくれたご近所の方々に、「ちょっとですけど、どうぞ!」とお裾分け。相手もこちらもにっこり笑顔。明るい華やかな色からは、パワーをもらいます。
今はこのとなりに、ヒマワリが育ち中。幼苗時には夜盗虫や根切り虫にだいぶやられましたが、それでも100本程は咲くかな...? それを楽しみに、今日も朝から草取りに...。
空が広い田んぼ
こちらは荒川土手沿いの田んぼ。補植作業中(田んぼの四隅など、機械が苗を植えられなかったところを補う作業)の母です。ここの水路には、タニシびっしり、メダカも群れをなしています。春先にはトノサマガエルの卵塊も見つけてびっくり。
すっきり晴天の日は、この田んぼで農作業をしていると空が広く感じてなんとも気持ちいいんです。
田植え風景
先日終わった、家の前の田植え風景。左奥のオレンジ・シャツがわたしです。田植機がクルリと方向を変えるときに、後輪で田んぼの土をえぐってしまうので(苗が植えにくくなるので)、レーキで平にならしているところ。
その後ろが、家から歩いて約20歩の畑。便利ですが、もともと田んぼだったところなので、土地が低く水はけが悪くて難儀の日々。が、それでも毎日土がいじれ、野菜が大きく育つのを見る生活は楽しいです。身近な自然観察には、もってこいのフィールド。昨日は大豆をまきました。
ふくれっ面のケロケロ
夜9時過ぎ、田植えの終わった田んぼへ...そこはカエルの大合唱。ライトを当ててそろそろ見て行くと、発見! まるで風船のように、頬(あご下)と体を交互にふくらませ、全身で鳴くアマちゃん。かわいい...!
毎晩の子守唄は、ここしばらくカエルたちの鳴き声です。
田植えのとちゅうでお茶休み
美女二人 ........ coffee break中の、我が母と妹でありました。
今日は我が家の前の田んぼの田植え。一区切り終えて、庭先で一服。忙しいときは、みんなで寄ってたかって農作業。疲れる仕事も人手とお口がたくさんあると、にぎやかであっという間に終わり。なんでもないことのようだけれど、みんなで仕事できるって幸せです。(ホントはこの右となりに、兄もいます)ドジョウの遡上 on アスファルト
台風の大雨で、畑はまるで水田のよう。水抜きのために溝を掘って、道路へ流れ出すようにしたら、アレレ、 ピチャピチャ何かが動く? な、なんとドジョウ...! 近くの川に住んでいたドジョウが雨で増水した水路を伝い、 臨時にできた田んぼの逃がし水を「川(水路)」と思って昇ってきたかー?!
このままだと車にひかれて煎餅になりかねないので、そっとすくって、水の溝へポチャン。その30m先には、一昨年旦那と大汗かいて掘った深さ1mの池が。「元気に泳いで行ってねー!」 アスファルトを泳ぐ健気なドジョウに思わず目頭が熱くなった、ロマンのひと時でした。