腐葉土づくり
ほんとうは昨年末にしようと思っていた作業、バタバタとしていて今ごろに...。
落ち葉の採集場所は近所の道路のどん詰まり。風の吹き溜まりにこんもりたまった落葉広葉樹の葉を、冬の間せっせとメッシュの大袋に詰めていました。よく乾燥したこの落ち葉をシートに広げ、少量の石灰と適度の水を加えて撹拌。しんなりしたら黒いポリ袋に。これで半月ほどたったら袋から出して切り返し、もう半月後に再度切り返し、2ヶ月ほどおいてできあがり。
今までは落ち葉を大量に確保する場所が見つからなかくてできないと思っていたのが、なーんだ、家から2分もしないところにあるとは、灯台下暗し。「求めよ さらば与えられん」まさにことばの通りです。
週末は、もろもろの種まきと、ショウガを植えよう。
ランドセル、使ってね
先日、中学生の甥っ子姪っ子に声をかけて、とっておいたランドセルや文具などを被災地に贈る協力をしてもらいました。知り合いのH君のお宅からも、文具や絵の具セットなどたくさんのご協力。まとめて段ボール箱4箱につめて、危機管理教育研究所へ送らせていただきました。
6年間使ったランドセルはさすがに背負うところ(バンド)に年期が入っていましたが、ちょっと補修して、中に短いメッセージを入れて箱に入れました。甥姪たちも、自分たちのものが被災地へ届けられて子どもたちに役に立つと、「支援・協力」を具体的な形で実感することができて、よい経験になったと思います。
ランドセルや文具を受け取った子たちが、元気に学校へ行ける日が早くくることを願って...小さなことでも、できることをしていきたいです。
ヤモリ発見
昨日は一日、稲の苗箱(育苗箱)の土詰め作業。4月末の種まきの下準備でした。
車庫の軒先に積んであった育苗箱を作業場に移動して土詰めを行っていたら、「わ〜っ、いたいた! カコちゃん、ヤモリだよ!!」という、甥っ子の大きな声。苗箱の隙間に入り込んで(住んで)いた様子。大小2匹見つけました。これは大きい方で体長約6cm。体をくねらせペタペタペタッと動く(進む)様子はなんともかわいらしい。ここ数年、この土詰め作業で何匹かずつ発見しています。ヤモリのご飯は小さな虫達。虫がいなければヤモリも生きられない。守宮と書いてヤモリ....。一時期ほとんど姿を見ませんでしたが、こうしてまたお目にかかれるということは、ヤモリの生きる環境が良くなってきたということか...。写真を撮った後、すぐ庭へ放しました。来年は何匹見られるかな?
タンポポ&シジミチョウ
このところバタバタとしていて落ち着かない日々。今日は出かける予定を急きょ変更、久しぶりに鎌とカメラを持って畑へ。
今まで全然気づかなかったところに、大きなタンポポ! ふと、数年前に行ったスイスの、湖畔ホテルのディナーで食べた「タンポポのサラダ」を思い出しました。白アスパラのように日に当てずに育てたタンポポの葉(生)を、蜂蜜とレモンの甘酸っぱいドレッシングでいただいたあの味、目から鱗でした。トッピングの、ロースとしたクルミのカラメルがけがまた絶妙。日本ではなんで食べないのかな...?
右は、伸びきったコマツナに蜜を吸いに来た紅シジミチョウ。自然がつくり出すものは、こんなに美しい。畑は今、黄色でいっぱいです。
絵に心がホッ
小学3年生になったお友達のAmiちゃん。先日お家へおじゃましたら、「こんなの、かいたんだよ!」と手をひっぱって、見せてくれました。
「わあ、この女の子のドレス、カリオストロの城のクラリスみたい! よくかけたねえ〜」と、わたしも感嘆。Amiちゃん、「エヘヘ」とくすぐったそうな顔をしていました。お母さんにちょっぴり手伝ってもらったようですが、二人でニコニコ絵を描く様子を思い浮かべて、ホワッとあったかい気持ちに。
子どもがのびのび、はつらつとしている様子を見ていると、知らず知らずのうちに元気(プラス)パワーが伝染します。大人も子どもも持ちつ持たれつ。 手前のちっちゃなふたばに〈希望〉を感じます。
アメリカN.Y.の子どもたちから
アメリカの子どもたちから日本へのメッセージ。N.Y.のYoshiから情報をいただきました。子どもの表情、しぐさ、発することば、見ているだけで元気がわいてきます。人とつながっている.....そう感じること、なによりうれしい。(上のタイトル「アメリカN.Y.の〜」のところをクリックすると、映像が見られます)
神戸から春の味 くぎ煮
今日は風もなく、久しぶりにおだやかな日。午後、郵便屋さんが春の味を届けてくれました。神戸・東灘区のNKさんがおくってくださった〈いかなごのくぎ煮〉。瀬戸内で取れるいかなごの稚魚をお醤油、砂糖、生姜で濃い飴色に炊いたやおいしいおいしい日本の味。思わずピョンと飛び上がってしまいました。
「春を味わって、ホット一息してください…」と短いメッセージ。この大震災の直後から、地道に一生懸命に、支援の活動をしてくださっています。ことばは少ないけれど、NKさんの包むようなやさしさは、東北で被災された方々と同じ思いを阪神淡路大震災でされているから……東北を思い、神戸を思い、胸がいっぱいになります。
どんなことがあっても、季節は変わらずめぐってくる。夜はかならず明ける……そう信じたいです。
たくましさを感じる春
住宅街のちょっとした空き地。枯れ草ぼうぼう、風で飛んで来たゴミなどもあって、いつも足早に通り過ぎていましたが、今日は急に雨が振り出したため(傘を持っていなかったので)、レインコートのフードをかぶって下を向きぎみに歩いていたら、アレ......? 目を凝らすとツクシ!
荒れ地にかわいい元気なつくしんぼ。しばらく腰を下ろして眺めていました。ガレキで荒れてしまった北の地にも、はやくツクシが、そしてタンポポが芽を、顔を出してくれますよう。
空豆の花
農畜産物、水のこと、どれも直接口・体に入るものだから気になります。放射能は目に見えないものだから、余計に恐ろしくなったり、ときにその反対という、人間の行動(反応)が見られたり。どう対応したらよいものか自分も迷いますが、無用な買い占めのようなことだけはしたくないと思います。
先日会った知人から、こんな話を聞きました。とある場所で、〈ゴミ箱に、袋に入った、買ったままの食パンがたくさん捨てられていた...〉と。焦るあまり抱えられないほど買った食品、消費期限が過ぎて持て余し、誰かが捨てた...?
〈奪い合えば足りなくなる、分け合えば余る〉、その友人からおしえてもらったことばです。空豆の花がすがすがしい。
先日会った知人から、こんな話を聞きました。とある場所で、〈ゴミ箱に、袋に入った、買ったままの食パンがたくさん捨てられていた...〉と。焦るあまり抱えられないほど買った食品、消費期限が過ぎて持て余し、誰かが捨てた...?
〈奪い合えば足りなくなる、分け合えば余る〉、その友人からおしえてもらったことばです。空豆の花がすがすがしい。