2011-03-22

色のない信号


どうしても出かけなければならない仕事の打ち合わせがあり、ガソリンを気にしながら運転を。日中でも曇り空だと、いつもついているはずの信号(ライト)がついていないだけで、交差点でビクビク。左の道から来た車の運転手が、手を振って「お先にどうぞ!」とサインしてくれ、ホッ。
帰りも真っ暗な道をひたすら家へ向かって運転。ライトがある分、対向車線や、交差点で停まる車を確認はできるものの、やはり運転にはちょっと恐さがあります。国道は渋滞、小雨も降り始め.....。
ふだんどれだけ電気に恩恵を被っていたか、電気に依存していたかがはずかしいくらいよくわかります。自分も、電気が使えなくなることなんて全く考えたことのなかった人間だったこと、心にとめておきたいと思っています。



2011-03-20

安否のたより

岩手県沿岸部で被災した親類から、メールが届きました。海のそばにあった家は流されてしまったけれど、家族全員無事、別な親戚の家に避難しているので、心配しないでくださいと。
いのちが助かった方々が、「生きていてよかった」10年たっても20年たってもそう思えるよう、それはつまり「いっしょに死んでしまえばよかった」なんて思うことのけっしてないよう、復旧復興への道のりを、わたしたちが手を携えて、あたたかくつつむようにすすめていくことだと思います。決して目をそらさぬよう。今できること、そして長い年月つづけてしていけること、二つの視点をもつこと、忘れないようにしたいと思っています。
 

2011-03-19

ヨッちゃんから 応援メッセージ  


小1の ヨッちゃん(京都)から、力みなぎる絵が届きました。
「被災者の子供さんに 少しでも元気になってもらえたら...」、そして「いっしょに頑張ろう!」とママからのメッセージつきです。
子ども大人にかかわらず、多くの人が何かできることをしようと動き出しています。共に手を携えて精一杯応援、支援していきましょう。思いが届きますよう....。



2011-03-18

心をそっとつつむ


こんなときだからこそ、心をそっとつつむような絵を...。中学生のころから知っていて、今、姫路の中学で立派な美術の先生をしているMikiちゃんが描いた一枚の絵です。



2011-03-18

「緊急支援の御礼と引き続き支援のお願い」 


今日、危機管理教育研究所の国崎信江さんから連絡をいただきました。多くの方のご協力に感謝するとともに、「引き続きの支援のお願い」、改めてお知らせさせていただきます。支援(救援物資)の内容も、微妙に変化してきています。こちらをご覧いただき、内容を確認してから動いていただけたら幸いです。現地の様子も、写真で見ることができます。
●国崎さんHP http://www.kunizakinobue.com/
 ●東北地方太平洋沖地震に対する緊急支援の御礼と引き続き支援のお願い
  http://www.kunizakinobue.com/orei2011-3-17.pdf

親類家族全員の無事が昨晩わかりました。ホッとすると同時に、救助されながらも命を落とされる方々のニュースには、ことばがありません。小さな思いが集まり大きな力になることを信じて、今できることをしていきたいと思っています。



2011-03-18

神戸からの支援 HANDS 1.17希望の灯り


神戸の震災復興のひまわり「はるかのひまわり」の活動でもお世話になっている、神戸のNPO法人・阪神淡路大震災「1.17希望の灯り」が、TASUKI PROJECTを立ち上げています。(必要なモノを必要な人に、的確に確実に届けるというプロジェクト。タスキ=支援)
支援金、そして物資の支援についてなど、具体的にできること、その方法、準備するときに気をつけることなど、詳細がわかります。 神戸のたくさんの方々に感謝です。



2011-03-17

手を合わせ、大きな力に

岩手県沿岸部に住む親類家族全員の無事が、今晩わかりました。ホッとする反面、避難できたにも関わらず、命を落とされる方がたがおられるという報道も現実。いくつかの都道府県や自治体では、個人の支援物資の受付が始まりました(我が県・自治体ではまだ未定のため、危機管理教育研究所を通じてと考えています)。回りに声をかけて、送れるものを確認しています。毛布、靴。タオル、暖かい衣類、歯ブラシなどはどうか、後ほど問い合わせてみるつもりです。
北は「春」になるまでにまだしばらく時間がかかります。早くあたたかくなってほしいです。

2011-03-16

東北地方太平洋沖地震に対する緊急支援 


危機管理教育研究所の国崎信江さんが、HPで「東北地方太平洋沖地震に対する緊急支援のお願い」を掲載しています。国境なき医師団やNPOなどとの連携の活動です。
http://www.kunizakinobue.com/
何が必要かーー毛布、カイロなど、具体的な情報も載っています。もし可能な方は、情報を参考にお宅等にあるものを確認し、まずHP内の指定されたメールアドレスにご連絡していただければ幸いです。わたしもこれから取りかかります。



2011-03-16

安否情報を得る方法


ネットをお使いの方はすでにさまざまな方法で安否情報を調べていると思いますが、現時点でわたしが利用しているサイトです。災害伝言ダイヤルはなかなかつながらない状況もあります。少しでも、何らかの情報が得られればと思います。

●テレビ岩手 安否・被災情報
 http://www.tvi.jp/saigai/#tel
●グーグル・パーソン・ファインダー 
 http://japan.person-finder.appspot.com/



2011-03-15

わたしたちにできること 東日本大震災について


阪神淡路大震災でボランティアをした経験や、その後多少なりとも防災関係の仕事をしてきた一人として、参考になればと思い、気がついたことを少しずつ掲載していきたいと思います。共に考えていけたら幸いです。

●被災地への救助/救援について●
○被災地・現地はまだ混乱しています。駆けつけたい気持ちは誰もが同じですが、個人でボランティアに入ることは、時に被災地の方々の救助救援に障害になる場合があります。(現地でボランティアの水や食事、宿泊所、トイレなどまかなう状況はありません。それらを現地で入手・もとめようとすることじたいが、被災地の方々の避難生活を妨げることになります。また、現地に入って怪我などすると、さらに迷惑をかけることに。もしボランティアに入るならば細心の注意をし、かならずボランティア保険に加入していくようにしてください)

○車で現地へ入ることは、緊急・救急車両や救援物資の車両の妨げになることがあります。(多くの方が車で現地へ入ろうとすると混雑・渋滞が生じ、最優先すべき車両が入れなくなる可能性が。できるだけ避けるよう、また慎重に)

○救援物資を送りたい方もおられると思いますが、その際は地域の自治体や社会福祉協議会などに問い合わせ、救援物資の受付けをしているかどうかを確認してください。もし自治体等で受付けていれば、まとまった量の物資を効率的に輸送できるからです。また救援や支援活動を行っている団体などを調べ、そちらに物資を送るという方法もあります。被災地の送り先をどこへすればよいのか等の問題もあるので、個人で送ることはしばらく控えた方がよいと思われます。

○家にあるものをまとめていろいろ送る....のは、現地で箱の中身等を確認するのにもたいへんな手間がかかります。被災された方々がいちばん必要としているものを手元へスムーズに届けるためにも、物資の送付については、情報をよく調べた上で行ってください。

《3/15現在、指田が在中の自治体に問い合わせたところ、「緊急車両等が最優先に入るためにも、現段階で自治体で物資輸送等の準備はしていない。埼玉県の見解も同じ。ただ救援物資の受付・搬送のことも含め、できることを総合的に検討しているので、決定などがあったらお知らせする」とのこと》.....問い合わせも多数あると思うので、自治体のHPでぜひこのような情報を随時更新してほしい旨を伝えました。早い対応を願うばかりです。
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 大きな被害のなかった地域に住む者としてできること、現段階では義援金を送る、節電を心がける、また救援物資として送れそうなものを家で確認・整理しておくこと(その時がくればすぐに送れるように)なども大事です。
 復旧復興は長い道のりになると思われます。時間がたつと、現地では物資だけでなく心のケアも必要になってきます。今すぐに形として見える援助等ができなくても、まだまだこれからわたしたちにできること、やるべきことはたくさん出てくる・見つかるはずです。情報に耳を澄ませ、「わたしたちみんなが、被災された方々のことを思っている」という気持ちを常に心に留めておきたい、ぜひそうしてほしいと願います。
 災害は、いつどこで起こるかわかりません。起こったときに最悪の事態にならないよう、避難場所の確認、連絡をどうとるかなども、家族でしっかりと確認しておく....私も改めて自分に言い聞かせています。