2010-12-14

手作りこんにゃく、母の味

この季節になると、母がよくつくる「こんにゃく」。先日は「ユズ入れてみたけど、どうかしら?」。これがなかなか、ほんのり香りがしておいしい。口に入れるとトロッ、わさびをつけて刺身こんにゃくに。
しかし問題が一つ。いつも目分量でつくるので、前回はゴリゴリの食感に苦笑。農家のお母さんらしくて、いいはいいんだけど....。伝授が難しいのでありました。 そのうち、収穫した大豆で手前味噌もつくる予定です。




2010-12-14

ネギ苗、一丁!


10月に入ってから播いたタマネギの種。「ちょっと遅すぎだよー」と言われたけれど、たっぷり水をやり、上から籾殻をたくさん播いて乾燥を防ぎ、さらにちょくちょくジョウロで水を。10・11月はドカ雨が数度あり、なんとか乾燥をまぬかれてこんなにいい苗が。ああ....胸が熱くなります。
これはまだシャベルでほんのひとすくい。まだまだたっぷりあります。来春はタマネギを抱えて笑えるように、これから植え替え作業、がんばるぞー。



2010-12-12

ヒマワリの種の袋詰め with kids


秋に畑で採れたたくさんの〈はるかのひまわり〉の種を、甥姪たちに手伝ってもらって、袋詰め。小中学生が5人も集まると、ワーワー、キャーキャー口も動くし手も動く。約1時間ちょっとで270袋ができあがり!
まずは300袋詰めて、年内中に神戸のうどん屋のおっちゃん(はるかのひまわりを育ててくれている方)に送る予定です。この種はどんな子の手に渡って、どんなに大きな花を咲かせてくれるだろう。楽しみです。



2010-12-11

職人は宝 in鴻巣

ひな人形職人・的場健一さんのお仕事場にて。我が地域の誇るべき文化です。
ひな人形は、頭、胴(衣装)、手足など、それぞれの部分をつくるそれぞれの職人さんがいます。それが組み合わされ、一体の人形が完成。的場さんは「人形のいのち」でもある、お顔(頭)をつくる頭師です。
やさしさの中に凛とした表情が光る的場さんの人形。現在、鴻巣の頭師は的場さんお一人。江戸時代から続く技術・文化を繋げていくよい方法はないものか...おじゃまする度、思うこのごろです。研究熱心で粋な的場さん、ほんとうに恰好いい!




2010-12-10

縁起物のお獅子さま in鴻巣


埼玉県鴻巣市は、江戸時代からつづく人形の町。ひな人形のほかに、赤物(あかもの)とよばれる人形もつくられています。桐のおがくずと糊を混ぜて原型をつくり、赤色を塗り重ねる人形です。
これが大好きで、時折この〈太刀屋〉さんへ。赤は縁起が良いし、この獅子は家内安全、魔除けのお守りとしても、お正月の贈り物にぴったり。今まで北海道、広島、京都、神戸...アメリカの知人にも贈りました。とくにアメリカ人の反応はおもしろい。「これ、タイガー? ライオン? ドラゴンの変形?」「なんで日本は赤色が縁起がいいの?」と、獅子の口をパクパクさせながら質問攻め。
獅子は小さい弓獅子(後ろの弓状の棒を動かすと口を開く玩具)から、両手で抱えるほどの立派な獅子まで数種類(値段は千円以内〜2、3万円程)。.....帰りがけ、ひょいっと目に入った干支の赤物がかわいくて、これまた購入、幸せ気分でした。 ●太刀屋(たちや)人形:埼玉県鴻巣市人形3丁目1-51 ☎048-541-0568



2010-12-09

毎日カイワレ 

カイワレづくりに凝るこのごろ。
大中小、丸、四角、コップ、タッパ、いろいろ使って育てているので、畑に出られないときでも野菜補給はばっちり。毎日ニョキニョキ伸びる芽の様子を見るのは、科学実験をしているようで飽きません。
このカイワレの種も、今年の春に畑のダイコンから採取したもの。種採りって、おもしろいです。




2010-12-08

冬のひまわり


12月になってから花が開いた、畑のヒマワリ。神戸のはるかのひまわり。11月の時折の寒波にもめげず、ここまでそだってくれました。
昨年秋に自家採取したタネをまき、今年の夏は、畑約5分の1が黄色い花で埋まりました。採ったタネをこれから袋詰めして、神戸に送る予定です。はるかのひまわりを懸命に育ててくれている神戸の「うどんやのおっちゃん」に、来月使っていただくために。
あとひと月ちょっとで1月17日。神戸を思うこのごろです。



2010-12-07

ハーモニカの音色


何か一つ楽器ができたら……と思いつづけて○十年。
市で開催されたハモニカ教室(4回)に参加。改めて、その音色に魅了されています。大好きな映画『バクダット・カフェ』でも、渋いハモニカの音色が。
昔、稲刈りの帰り道、マメトラの荷台に乗った祖父がハモニカを吹いていた姿が思い浮かびます。あれは、大正時代にアメリカへ渡った曾祖父の形見だったのか……。
近ごろは暇さえあれば、ハモニカをくわえて、プープー。図に乗って「北の国から」のテーマソングを勝手に吹いたり。絵本の朗読のときにつかえないかなあ……。手前は10ホールと、クロマチック。奥が複音ハモニカ。



2010-12-07

シーサー・サンタ from 沖縄

琉球舞踊を習っていたころからの友人、糸満出身のSachiちゃんから今朝届いた写真、沖縄空港のシーサー・サンタ。これ、焼き物でできてるの...!? 
以前、沖縄にはよく出かけていました。青い海、空、あったかい人たち、踊り、お酒...たくさんの思い出。その端々にちらっと見え隠れする戦争の傷跡。大好きな、そしてだいじな友人がたくさんいる沖縄、いつか本に書きたいと思っています。
*book:『太陽の子』(灰谷健次郎 著) 子どものころ、夢中になって読んだ本。沖縄のことを主人公の「ふうちゃんと」いっしょに知りました。

2010-12-06

鬼のカレンダー


絵本『ヒロシマのいのちの水』ですてきな絵を描いてくださった
野村たかあき先生から、2011年のカレンダーをいただきました。
版画の鬼たち、生き生きして茶目っ気があって、おもわず笑みが。
白黒の潔さと手づりのあったか味、版画っていいですね。
そういえば、群馬・前橋の、先生の工房の梁には、
木彫りの鬼がちょこんと座っていて、びっくりしたっけ...。
鬼カレンダー、もう20年もつくり続けているそうです。
欲しい方は購入もできるとのこと(1部1,000円)。
「ぼくのところへ℡してくれればいいですよ!」とおっしゃっていました。
●野村たかあき先生 ℡ 027-243-7061